あずかりやさん 彼女の青い鳥 の商品レビュー
しんみりする話もあるけど、最後は心にスッと入ってくるような感じがして心地いい。あずかりやさんの平和な日常が続きますように、、
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今回は机や時計など物が主人公の物語でした。うっすら脇役達がどの話にも関連していて心地よい雰囲気でした
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一日百円でなんでも預かってくれる『あずかりやさん』シリーズ第三弾。語り手が、飼い猫「社長」についたノミだったり、店の前のハナミズキの枝で鳴くルリビタキであったり、売れないミステリー作家が書いた原稿の束だったり、店で半世紀の間時を刻んでいた古時計であったりと、人以外の存在からも語ら...
一日百円でなんでも預かってくれる『あずかりやさん』シリーズ第三弾。語り手が、飼い猫「社長」についたノミだったり、店の前のハナミズキの枝で鳴くルリビタキであったり、売れないミステリー作家が書いた原稿の束だったり、店で半世紀の間時を刻んでいた古時計であったりと、人以外の存在からも語られているところが魅力のひとつになっています。店主の桐島青年を取り巻く存在が、どれほどこの店と店主を暖かく見守っているかが伝わってくるのです。ここに預けられる物たちが単なる物ではなく、誰かの大切な人生の一部であったりかけがえのない時間であることが感じられます。誰かを救うため、ではなく、自分の人生をよいものにするために…桐島青年のような生き方、私も目指してみたい。 大山淳子さんの作品はこのシリーズの他にも『猫弁』シリーズなども読んできましたが、改めてこの先生の書く物語や文章が好きだなぁ、としみじみ思いました。
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シリーズ3作目。 今回も5篇のそれぞれのエピソードがしみじみと良く、あたたかく癒された。どれも何となく明るい希望が見える終わり方で好き。
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あずかりやさん第3弾。読むたびに違った味わいがあり、心温まるお話。語り手が何かを想像しながら読むのが楽しい。そして意外な展開が面白い。
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このシリーズはすべて会社の同僚に借りて読んでいます。通勤の電車の中で読むと心がすーっと落ち着きます。 同僚に感謝を伝えたいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本には色んな語り部がある。暖簾だったりガラスケースに猫、オルゴール、柱時計、とまぁ色々。物語の初めは誰だか分からない。誰だろう?と想像しながら読み進めるんだけど突拍子の無いのが出てくる。ノミってなんだよ(笑) やっぱアレですか?ラジオの声と実際に聞く声は違うもんですか?
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あずかりやさんシリーズ3作目。 いつもいろんな動物や物の視点からのお話だから、今回は誰視点かな?って思いながら読んでる。 今回のお話も全部あったかくて、全部店主さんの人柄が出てて、この店主さんに救われる人や動物や物は沢山いるなぁと思った。あずかりやさん近くに出来ないかな笑
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安定の大山淳子さんのあずかりやさん。 読むたびに、ほんわか温かくも切ない気持ちになります。 時折出てくるちょっとしたユーモア。例えば、 小皿にふた切れの羊羮。それを相沢さんは黒文字をさしてうまそうに食べる。皿に載っている時は大きく見えた羊羮が、相沢さんのおちょぼ口につるりと消える...
安定の大山淳子さんのあずかりやさん。 読むたびに、ほんわか温かくも切ない気持ちになります。 時折出てくるちょっとしたユーモア。例えば、 小皿にふた切れの羊羮。それを相沢さんは黒文字をさしてうまそうに食べる。皿に載っている時は大きく見えた羊羮が、相沢さんのおちょぼ口につるりと消える。羊羮は空中移動中に縮まる習性があるのかもしれない。 こういうの、良く思い付くねぇ(笑)。
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いつも何かしら、物や動物の視点で描かれていて、この話は誰視点の話かな?と謎解きのような気持ちで読む。 シリーズ3作目、巻を追うごとにどんどんこのシリーズが好きになっていく。 今作は特に、「命」に関わる作品が多く、切なくなった。特にノミと鳥。 ラブレターを預けた少女は半年後に...
いつも何かしら、物や動物の視点で描かれていて、この話は誰視点の話かな?と謎解きのような気持ちで読む。 シリーズ3作目、巻を追うごとにどんどんこのシリーズが好きになっていく。 今作は特に、「命」に関わる作品が多く、切なくなった。特にノミと鳥。 ラブレターを預けた少女は半年後に受け取りに来るのだろうか、気になる‥。
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