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大江戸くらし図鑑 の商品レビュー

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2021/04/22

29cmのワイドな誌面で江戸を図解。 冒頭の幕末の愛宕山からの写真がすごい。文久期(1861-64)に来日した英国人写真家フェリックス・ベアトの撮影。5枚続きでパノラマになっている。黒い瓦屋根と塀が延々と続いていて統制のとれた街並み。ある意味現在よりずっときれい。 古地図も載...

29cmのワイドな誌面で江戸を図解。 冒頭の幕末の愛宕山からの写真がすごい。文久期(1861-64)に来日した英国人写真家フェリックス・ベアトの撮影。5枚続きでパノラマになっている。黒い瓦屋根と塀が延々と続いていて統制のとれた街並み。ある意味現在よりずっときれい。 古地図も載っていて、今やってる「青天を衝け」で慶喜が養子に入った「一橋家」の場所も載っている。御三卿は江戸城内にあって将軍家の家族という扱い、とあってもぴんとこなかったが、場所がわかって納得がいった。古地図と今の地図が並んでいるので分かりやすい。田安家は北の丸公園、清水家はその隣武道館あたり、一橋家はちょっと右に寄り、竹橋の東、丸紅、気象庁、東京消防庁あたりの広い敷地のように見える。大手町1-4-2に一橋家跡の石柱があるようだ。 そのほか五街道、上水道、ゴミとリサイクルシステム、長屋、刑罰と牢屋、消防システム、参勤交代など主要どころを図示。また高輪などの名所、寺子屋などの教育、岡場所、当時の瓦版や浮世絵など資料を紹介。食事は再現写真が。 2019.5.23発行 図書館

Posted byブクログ