地図で読み解く京急沿線 の商品レビュー
京急沿線の歴史が詳細に解説されています。 京急沿線で育った人、住んでる人にしか面白くない? JR逗子駅から踏切を渡って金沢逗子線を神武寺方面へ向かう途中で横切る軌道の正体がわかりました。
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京急と京急沿線のトリビア的なものを書いた本。この手の本は過去にもありましたが、カバーの吉田初三郎と監修者の(横浜市都市発展記念館の)岡田先生の名前で買ってしまいました。 監修者が岡田先生なのもあって横浜市の博物館にある戦前の地図が沢山出てくるのはお買い得ですが、書かれている内容は...
京急と京急沿線のトリビア的なものを書いた本。この手の本は過去にもありましたが、カバーの吉田初三郎と監修者の(横浜市都市発展記念館の)岡田先生の名前で買ってしまいました。 監修者が岡田先生なのもあって横浜市の博物館にある戦前の地図が沢山出てくるのはお買い得ですが、書かれている内容は類書とあまり差が無いなぁと。 あと吉田初三郎の湘南電鉄沿線名所図会を4ページにわたって拡大して載せてくれているのはうれしいのですが、そこまでやるならあと2ページ増やして全面収録してくれよ、とは思いました。
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京急120年の歴史を地図と地形から解説され、主要の駅の成り立ちな歴史についてもかかれています。巻末付録として京急沿線の全73駅の特徴をまとめたものが収録されています。普段あまり意識することがない、歴史、地理を京急沿線に住む方や京急沿線を使用する方に読んでもらいたい内容です。
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「地図と地形でたどる京急沿線」と,本書の帯の宣伝文句のように,京浜急行の路線や,沿線との関係が細かくかかれています。 章立ては,以下の通り。 Chapter 1 京急全線編 Chapter 2 品川・大森・蒲田編 Chapter 3 羽田・川崎編 Chapter 4...
「地図と地形でたどる京急沿線」と,本書の帯の宣伝文句のように,京浜急行の路線や,沿線との関係が細かくかかれています。 章立ては,以下の通り。 Chapter 1 京急全線編 Chapter 2 品川・大森・蒲田編 Chapter 3 羽田・川崎編 Chapter 4 横浜編 Chapter 5 横須賀・三浦半島編 京急全線,それから,それぞれの地区ごとに,様々な地図と京急線との関わりを書かれています。 その地図が,古い時代の地図,物によっては明治初期にかかれた鳥瞰図もあったりしてその地図表現だったり,現在とちがう地形だったりしてとても興味深いです。 京浜急行は,開業した頃,横浜の北と南で電気鉄道会社が違っていて,品川-横浜は京浜電気鉄道,黄金町-浦賀と金沢八景-逗子は湘南電気鉄道が前身となっている。 そのため,北と南でルートや駅の数などにも違いがあるそうです。 京浜急行の歴史的なことは色々読んだけれども,開業した頃や,まだ京浜電気鉄道の古い路線図をみると,まだここが開業していなかったのだなとか,開業するつもりで線はひいてあるけれどその後路線のが凍結されて未成線になってしまったのだな,などということが実際に見られて面白いです。 昭和初期の沿線の案内図,戦前の三浦半島の地図には,軍の重要施設などもたくさんあったのだな。ただ,それは地図上から消されていたけれど,要塞地帯区域線(実際には,旧字体の「要塞地帶區域線」,ブクログで出るだろうか?)がひかれていたのだな。 そういえば横須賀の米軍基地や海上自衛隊の基地なども,旧海軍施設が流用されたのだなといろいろ考えてしまったのです。 1回ではとても読みこなせないのです。何回でも読みたいです。地図を見るたびに,地理・歴史的な新しい発見があるんだろうなと思います。楽しいことです。
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