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キャッシュレス国家 の商品レビュー

4.2

17件のお客様レビュー

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2022/09/05

非常に有益な知見。 2022/08読了。しかし情報の鮮度は時間経過によって劣化は避けられない。筆者の継続した時事レポートを読みたい。

Posted byブクログ

2021/03/25

知り合いから聞いたところ、中国では現金払いされると店員から嫌な顔をされるくらい、キャッシュレス化が進んでいるとのこと。 購買行動が可視化されると、どんどん新しいビジネスチャンスが生まれそう。

Posted byブクログ

2021/03/02

内容紹介 (Amazonより) 現金が消えると、どのような社会になるのか!? 「キャッシュレス国家」中国の実態を、北京在住の日本人経済学者が徹底分析! いま日本では国をあげてキャッシュレス化を推進しているが、そのはるか先を行くのが中国だ。スマホの決済(支払い)アプリが広くい...

内容紹介 (Amazonより) 現金が消えると、どのような社会になるのか!? 「キャッシュレス国家」中国の実態を、北京在住の日本人経済学者が徹底分析! いま日本では国をあげてキャッシュレス化を推進しているが、そのはるか先を行くのが中国だ。スマホの決済(支払い)アプリが広くいきわたり、いまや電子マネーで払えない場所はほとんどない。買い物はもちろん、お年玉もご祝儀もキャッシュレス! こうした経済システムは中国で「新経済」と呼ばれている。 本書では、いま中国で続々と誕生している新ビジネスを紹介。カーシェアリングやシェア自転車といった有名なものにはじまり、料理や食材のデリバリー、無人カラオケ、小型フィットネスジム、さらには病院の受付、支払いまでスマホひとつで済んでしまう中国の今が分かる。 では、なぜ中国で「新経済」が発展してたのか。 その背景にはイノベーションによる経済成長を目指す中国政府の後押しがあったことを、データを駆使して示す。また山積する社会問題にこそビジネスチャンスがあり、そこでイノベーションが起こっているという中国の実情を、生活者の視点で詳細に解説する。 そして今、「新経済」はビジネスの枠を超えて、中国政府の社会統治(ガバナンス)に活用されようとしている。キャッシュレス経済とは個人情報を利便性と交換するシステムだ。だからプラットフォームには必然的に個人情報が集まる。個人の信用情報を用いた壮大な社会実験に取り組む中国の現状を考察する。 最後に指摘するのが新経済の「影」だ。中国では新しいビジネスが数多く誕生しているが、成功ばかりでなく、失敗するケースも少なくない。そうした現実を指摘した上で、日本が「中国新経済」と、どのような協力関係を結べるのかを考察する。 子供が大学の授業の為に購入して読んでいた本です。とても興味があったので 借りて読んでみました。 自分の思っていた中国という国が とても古いものだったのだと痛感させられ 中国ははるか先をいってるんじゃないかと思いましたね。 驚くことばかりで とても勉強になりました。 ただ日本人はそこまでプライベートを簡単には知られたくないのではないかな?と思います。

Posted byブクログ

2020/10/11

自分の中の中国に対するイメージが10年くらい前で止まっていたことに愕然!急速な経済発展とかデジタル化の進展とか、聞いてはいたもののここまでとは・・・ 多くの驚きや発見があり、面白く読み進める事ができました。 イノベーションに対する決断や浸透の早さ、貪欲さは凄いと思うものの、便利さ...

自分の中の中国に対するイメージが10年くらい前で止まっていたことに愕然!急速な経済発展とかデジタル化の進展とか、聞いてはいたもののここまでとは・・・ 多くの驚きや発見があり、面白く読み進める事ができました。 イノベーションに対する決断や浸透の早さ、貪欲さは凄いと思うものの、便利さと引き換えに個人信用スコアを巨大な政府国家が集中管理することに怖さも感じました。 今年のコロナ禍を経てさらにどのように変化していっているのかも知りたいです。 あとがき(おわりに)の著者経歴、タフな中国人に引けを取らないパワフルさがあって、サスガという感じでした。 2020/8/30読了

Posted byブクログ

2020/09/09

中国では「アリペイ」か「ウィーチャットペイ」 を持っていないと生活できないと言われていま す。 そのくらいキャッシュレスのんスマホ決済が 進んでいるのです。屋台で饅頭を買うのでも スマホ決済が可能ですからね。 そういう社会はそれまで現金では手間がかかっ ていた「不便」をリカバ...

中国では「アリペイ」か「ウィーチャットペイ」 を持っていないと生活できないと言われていま す。 そのくらいキャッシュレスのんスマホ決済が 進んでいるのです。屋台で饅頭を買うのでも スマホ決済が可能ですからね。 そういう社会はそれまで現金では手間がかかっ ていた「不便」をリカバリーしようと、起業家 がイノベーションを起こして生まれた結果と 考えられています。 この部分では中国は日本のはるか先を行って いると断言できます。 逆を言えば、日本の来たるキャッシュレス社会 に先んじて壮大な実験をしているともとれます。 つまりキャッシュレス社会にも負の部分は当然 あります。 そんな中国のキャッスレス社会から我々は何を 学ぶことができるのか。大いに考えさせられ る一冊です。 いずれにしろ現金には膨大なコストがかかって います。 製造された現金が我々の手元に届くまでに、 輸送や警備、保管など多くの「手間」がかか っていることは想像に難くないと思います。 キャッシュレス社会は必然なのです。

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2020/08/01

中国でいかにキャッシュレスが進んでいるか、リアルな現場の話も織り交ぜた説明でわかりやすい。 良し悪しは別として、とにかく中国ははるかに日本より進んでいる。

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2020/03/26

前書きで「支付宝」や「微信支付」などの決済手段について触れてくれているので、昨今の中国人観光客の増加に伴ってよく見かけるようになった謎の表示の正体がわかり、以降一気に読みやすくなった。 これらの決済手段の普及=現金の信用性のなさ、と安易に結びつけていたが、読みすすめると、それが間...

前書きで「支付宝」や「微信支付」などの決済手段について触れてくれているので、昨今の中国人観光客の増加に伴ってよく見かけるようになった謎の表示の正体がわかり、以降一気に読みやすくなった。 これらの決済手段の普及=現金の信用性のなさ、と安易に結びつけていたが、読みすすめると、それが間違いだとわかった。自分の中で中国に対するイメージが90年代で止まっていることを痛感した。 政府が結果的に握ってしまっている個人情報の活用方法や、若者の高学歴化が労働力にもたらす変化など、まだまだ注目すべき点は多いと感じた。

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2020/03/13

図書館に行き、読む本を探している中で、近年急激に日本でも進んでいる「キャッシュレス化」に興味があったものの、活用できていない自分がいるので、目に止まった。 日本よりも何年も先にキャッシュレス化が導入されていることにとどまらず、巨大な中国という国の変化のスピードを感じることができ...

図書館に行き、読む本を探している中で、近年急激に日本でも進んでいる「キャッシュレス化」に興味があったものの、活用できていない自分がいるので、目に止まった。 日本よりも何年も先にキャッシュレス化が導入されていることにとどまらず、巨大な中国という国の変化のスピードを感じることができる作品で、興味が湧いたのと同時に、自分自身の周りも変化はあるし、それを見逃している事にも気付いた。 今後より早まる変化に対応していくという思いがまずを持つきっかけとなる本だった。

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2019/09/09

中国の大学で教授職を担っている日本人の著者による、キャッシュレス国家中国についての、主にアリペイとウィーチャットペイの二大スマホ決済についての本。 本当、中国キャッシュレス事情はいろいろすすんでるんだなと思えた。全部が全部とはいわないけど、日本も見習ってもいいんじゃないかと思う部...

中国の大学で教授職を担っている日本人の著者による、キャッシュレス国家中国についての、主にアリペイとウィーチャットペイの二大スマホ決済についての本。 本当、中国キャッシュレス事情はいろいろすすんでるんだなと思えた。全部が全部とはいわないけど、日本も見習ってもいいんじゃないかと思う部分はあった。 あまりにキャッシュレス文化すぎて、現金を持ち歩かない日があり、地下鉄の交通カードチャージしようと思ったら現金がないことに気づいた時の話はちょっとほほえましかった。通勤客数名に声をかけたけど誰も現金をもっておらず、駅員の女性に説明すると、5元を渡してもらえた上に、返さなくていいといわれたらしい。会ったのがそれが最後ではないどころか、顔なじみになったのだそうだけど、ずっとお金をもらってくれないらしい。そんなこともあるのか。 ミニカラオケが中国で流行しているのは知ってたけど、ミニジムボックスなんていう、ランニングマシンが1台あるだけのボックスが増えているというのは初めて知った。カラオケは日本でもやったらいいのにと思うけど、さすがにちょっとランニングマシンだけのボックスはいらないかなと思う。 後、中国の病院は前払い方式ということを初めて知った。しかも、診察前、検査前、薬を受け取る前と3回も払わなきゃいけないらしい。面倒くさいなと思ったけど、日本でも診察後と薬をもらった後で二回は払わなきゃいけないこと多いからそこまで不自然じゃないのかも。 それと、eスポーツも結構盛んなんだとか。北京オリンピックのメインスタジアムで大会が開催されたこともあるらしい。まあ、悪い影響もあるみたいだから規制も増えてるそうだけど。 後気になったのは、海底撈という飲食店について。パナソニックと連携して、スマート火鍋店をオープンしたそうなのだけど、厨房はロボット化されて、おもてなしについては人がやってるらしい。ロボットと人の協同といったところなのかな。この海底撈という会社は、「サービス至上、顧客至上」というのを理念に掲げて、おもてなしを大事にしているそう。松下幸之助に影響をうけたそう。松下幸之助自体は、中国の孔子の影響を受けた部分もあると思うのだけど、逆に松下幸之助の思想が中国の経営者にも影響を与えてるということなのか。 ただ、松下幸之助って今の時代にはあわないことも多いとは思うけどね。水道哲学とか、エコじゃないと思うし。 ちなみに、スマート火鍋店かどうかは分からないけど、海底撈の店は日本にもあるみたいで、心斎橋にもあるらしい(https://kaiteirouhinabe.owst.jp/)。ちょっと気になるので覚えておきたい

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2019/07/25

タイトルのキャッシュレスは、本書での骨格になってはいるが全体は現在の沸騰する中国社会・経済の実態が生き生きと描かれている。 最近は、中国という国に対してのネガティブな面が多く報道されているため(新疆ウイグル自治区でのムスリムに対する非人道的な迫害など)中国の変化成長の激しさやネッ...

タイトルのキャッシュレスは、本書での骨格になってはいるが全体は現在の沸騰する中国社会・経済の実態が生き生きと描かれている。 最近は、中国という国に対してのネガティブな面が多く報道されているため(新疆ウイグル自治区でのムスリムに対する非人道的な迫害など)中国の変化成長の激しさやネット利用の高度なことなどが忘れられがちになっている。 この本を読むことで中国の経済、人々の生活の変化のスピードを感じ取ることができる。巨大な国家国土面積で25倍、人口14億人、最近の大学卒業者数800万人弱、民族数56というエネルギーの凄さ。

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