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京大変人講座 の商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2021/01/02

すべての章が勉強になったが、特に今の自分が気に入ったのは4章不便益関連図でした。ものづくりの参考になるかも。そういえば、最近上場したBALMUDAもこんな似たような発想なのかも。

Posted byブクログ

2020/11/20

学生時代に学問というものに真摯に向き合っていればもう少し選択肢を持つことができたのかなぁと、この本を読んで感じた。 もちろん今の人生も楽しい。けど、もっともっと自分の知らない世界を勉強したくなった。 今ある常識を疑う視点を持つこと、モノの見方・考え方をいつもと変えて、掘っていくこ...

学生時代に学問というものに真摯に向き合っていればもう少し選択肢を持つことができたのかなぁと、この本を読んで感じた。 もちろん今の人生も楽しい。けど、もっともっと自分の知らない世界を勉強したくなった。 今ある常識を疑う視点を持つこと、モノの見方・考え方をいつもと変えて、掘っていくことが大切なんだと自分は読み取った。

Posted byブクログ

2020/10/12

目の付け所は変わっているけれど、内容はいたって真面目。第1章「地球の教室」でがっちり心を掴まれる。どの先生の研究も面白い。続刊も読みたい。なんでも持ち込み可のドイツ語のテストで知り合いのドイツ人を持ち込んだエピソードや「カスれるナビ」、電卓で「1.33」(「×」「=」「-」「2」...

目の付け所は変わっているけれど、内容はいたって真面目。第1章「地球の教室」でがっちり心を掴まれる。どの先生の研究も面白い。続刊も読みたい。なんでも持ち込み可のドイツ語のテストで知り合いのドイツ人を持ち込んだエピソードや「カスれるナビ」、電卓で「1.33」(「×」「=」「-」「2」「=」)*30回繰り返しによって機種間で発生する差は面白かった。

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2020/09/27

結論から云うと・・・ これね・・・・、結論から云うと・・・、 読んだ方が良いよ。 「僕はこんな大事な事も知らんかったのか・・・?」 って云う驚きに出会えるのと 「もっともっと知りたい!」 って云う知的好奇心に火をつけられる感じが新鮮で めちゃおすすめ! ブログに書評を書いたので...

結論から云うと・・・ これね・・・・、結論から云うと・・・、 読んだ方が良いよ。 「僕はこんな大事な事も知らんかったのか・・・?」 って云う驚きに出会えるのと 「もっともっと知りたい!」 って云う知的好奇心に火をつけられる感じが新鮮で めちゃおすすめ! ブログに書評を書いたので 続きはStudio Kamixで読んでやって下さい。 (*゚∀゚*)/こちらから↓ https://studio-kamix.com/2020/09/26/kyodai-henjin-koza/

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2020/07/14

様々な分野の京大教授から学問のエッセンスを分かりやすく得られる。単なる雑学の寄せ集めではなくそこから一歩踏み込んで、世の中の見方、社会と自然との繋がりや矛盾に対する価値観も変わる。今よりも少し気楽に生きやすくする為の視野を優しく広げてもらった心地。

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2020/03/13

【ギフテッドではない楽天家】 考え方が実におもしろいです。 おもしろい考え方を許容できる風土がすばらしい! 人と違うことを考え、意見を述べると除け者にされる環境ではこのような発想は育ちません。 人と違うと安心できない人もいるでしょうが、わたしは基本的に人と違うことを好みます。...

【ギフテッドではない楽天家】 考え方が実におもしろいです。 おもしろい考え方を許容できる風土がすばらしい! 人と違うことを考え、意見を述べると除け者にされる環境ではこのような発想は育ちません。 人と違うと安心できない人もいるでしょうが、わたしは基本的に人と違うことを好みます。 「常に少数派」これがわたしの座右の銘です。(←知らんがな) 常日頃から過半数を超える人と違う動きを心がけています。 結構、楽しいですよ。是非やってみてください。

Posted byブクログ

2020/03/05

京大と銘打つ通り、京大の先生方の特別講義の集めたもの。変人なのかもしれないが、文章や中身は至ってまとも、むしろ読みやすい。 世知辛い世の中になったのは、同調圧力のせいであり、それに負けるなと頑張っている人たちに向けたエールでもありました。 やはり京大の方々は面白い人多いですよね。...

京大と銘打つ通り、京大の先生方の特別講義の集めたもの。変人なのかもしれないが、文章や中身は至ってまとも、むしろ読みやすい。 世知辛い世の中になったのは、同調圧力のせいであり、それに負けるなと頑張っている人たちに向けたエールでもありました。 やはり京大の方々は面白い人多いですよね。自分の周りでもそう思う。

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2020/02/14

どの講義もさすが京大 と思える自由さがあり 研究者として 自ら変人であろうとする そんな気風に魅力を感じます 常識的な考え方に一石投じる面白さでした

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2020/02/14

小曾根哲教授の地球学、神川龍馬助教の進化生物学が面白かった。▼地球岩石学者の小木曽教授の『常識を越えるノート』:1)地球はいま46億歳。気が遠くなるほどの悠久の時間を生きている。2)火星と金星には生物はいないのに、地球だけ「”たまたま”いい条件が重なって生命が生まれた。3)原始の...

小曾根哲教授の地球学、神川龍馬助教の進化生物学が面白かった。▼地球岩石学者の小木曽教授の『常識を越えるノート』:1)地球はいま46億歳。気が遠くなるほどの悠久の時間を生きている。2)火星と金星には生物はいないのに、地球だけ「”たまたま”いい条件が重なって生命が生まれた。3)原始の生物にとって酸素は猛毒。酸素に適応できた”変な生き物”だけが残った。4)恐竜を絶滅させた隕石は、またやってきてもおかしくない。5)地球はだんだん冷えているが、太陽はさらに明るく熱くなっている。地球は今、そのはざまで微妙なバランスを保っている。▼進化生物学者の神川助教の『常識を越えるノート』:1)細胞同士で合体すると、意外なパワーアップをはかることがある。2)生物学的にいうと、人間はわりにカビに近い。3)マラリア原虫は光合成をやめて、人間を殺すことを選んだ。4)地球上には、まだ発見されていない生き物がゴマンと存在する。5)”変人”のはみ出し者が進化のチャンスを得る。▼地球物理学者の酒井敏教授の『常識を越えるノート』:1)天気予報は1週間が限界。2)世間の物事には「カオス」と「フラクタル図形」が満ちている。3)小さなことが積み重なって、予想もできなかったことが起こる。4)無計画につくられたネットワークは意外と強い。5)「ぼちぼちいこう」をモットーに。あまりに計画的に生きようとするのは徒労。

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2020/02/08

先生方の話で印象に残ったもの 地球の話(人間環境学研究科 小木教授) 地球は10万年ごとに氷河期が訪れる。現在は間氷期というものらしい。20万年前、30万年前、40万年前のいずれも氷河期が終わり気温が急上昇したら、すぐに気温は下がり始めるのだが、現在のサイクルだけ間氷期に入ってい...

先生方の話で印象に残ったもの 地球の話(人間環境学研究科 小木教授) 地球は10万年ごとに氷河期が訪れる。現在は間氷期というものらしい。20万年前、30万年前、40万年前のいずれも氷河期が終わり気温が急上昇したら、すぐに気温は下がり始めるのだが、現在のサイクルだけ間氷期に入っているにも拘らず、極めて例外的に、1万年気温が低下していないという。この稀な現象が、250万年続く人類の歴史の中で、この数千年間のみ高度な文明が発展した理由と考えられるという。 地球は今まさにハビタブルゾーンの境界線に位置する。危ういバランスの中で生かされている星。 食の安全(人間環境学研究科 那須教授) 今の日本の食の安心・安全は妙な方向に暴走してる。食品偽装・産地偽装が度々起こり、その度に食の安全が叫ばれるが、例えば中國産のウナギを国産と偽る。これは不当に価格を高くした詐欺で、食の安全とは関係ない。中国産のウナギは今や国産と同じくらい美味しいし、体にも害はなく、しかも安い。ルールを守ってさえいれば安心安全で、守っていなければ危険という世間にはびこる「常識」に直面するたびに眉をしかめてしまう。 制約・不便の必要性(情報学研究科 川上教授) 遠足のおやつが300円と制約されているとワクワク感が高まる。無制限では感動は生まれない。制約には物の価値を上げ、モチベーションを高める性質がある。 嵐山星野リゾートの歩いていけないホテル。バリアフリーならぬバリアアリーの階段だらけの老人ホーム。わざわざ足でこぐ車いす…。 なんでも完全自動化は弊害が大きい。便利を突き詰めると普通の人間にはコントロール不能となる。

Posted byブクログ