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平成の経済 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2020/11/01

今話題の緊急経済対策。 その経済対策に関して平成の時代を全部網羅してる。 若い方にこそお勧めしたい。

Posted byブクログ

2020/10/18

バブルから始まり、アジア経済危機・小泉政権・民主党政権・リーマンショック・東日本大震災・アベノミクスまで平成31年間の経済をダイジェストで振り返ります。小泉政権から始まるアベノミクスの伏線など「流れ」が理解できて面白かったです。バブル崩壊や経済危機は起こるまで誰も気づかないことが...

バブルから始まり、アジア経済危機・小泉政権・民主党政権・リーマンショック・東日本大震災・アベノミクスまで平成31年間の経済をダイジェストで振り返ります。小泉政権から始まるアベノミクスの伏線など「流れ」が理解できて面白かったです。バブル崩壊や経済危機は起こるまで誰も気づかないことが多いようなので、特有の予兆を理解しておくと一獲千金のチャンスかもしれません。賢者は歴史から学ぶのです! 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2020/10/blog-post_18.html Amazon↓ https://amzn.to/3lZ19WU

Posted byブクログ

2020/07/31

内需拡大円高恐怖説が問題。円高対策は行き過ぎたもの。 内需拡大で貿易黒字が解消される効果は迂遠で少ない。 バブル崩壊で3つの過剰の始まり=債務、設備、雇用。 アジア通貨危機の発生。マクロ経済指標が良好だったが、ドルペッグのため、ドル高になると、実力以上に増価した。短期資本流入が...

内需拡大円高恐怖説が問題。円高対策は行き過ぎたもの。 内需拡大で貿易黒字が解消される効果は迂遠で少ない。 バブル崩壊で3つの過剰の始まり=債務、設備、雇用。 アジア通貨危機の発生。マクロ経済指標が良好だったが、ドルペッグのため、ドル高になると、実力以上に増価した。短期資本流入が多かった。金融システムの脆弱性。 デフレ前史=実質所得倍増論、内外価格差是正論、ディスインフレの議論。 法律で縛っても、次の法律でリライトされれば終わり。 地域振興券は貯蓄できないはずが、実際は代替のため貯蓄が増えた。 小泉政権時代に3つの過剰が解消。雇用は非正規が増えた。 3つの過剰が解消し、不良債権処理も終わった。にもかかわらずデフレが止まらない。そこで金融緩和しかない=アベノミクスの異次元緩和。

Posted byブクログ

2020/07/24

国家の命運を左右する経済対策が 感情論に振り回されているのが印象的。 (景気回復より、バブル復活を恐れていたメディアの論調など) 負担先送り型の経済政策に コロナ対策と災害が追い打ち。 歴史を踏まえた理詰めな議論が必要だと痛感した。

Posted byブクログ

2020/03/14

官庁エコノミストの第一人者である著者が、バブルとその崩壊から始まり、金融危機とデフレの発生、小泉構造改革、リーマンショック、民主党政権の誕生等を経て、アベノミクスに至る平成経済史をマクロ経済という視点で振り返っている。 単に事実を述べるだけではなく、多くの出来事の相互関係を明らか...

官庁エコノミストの第一人者である著者が、バブルとその崩壊から始まり、金融危機とデフレの発生、小泉構造改革、リーマンショック、民主党政権の誕生等を経て、アベノミクスに至る平成経済史をマクロ経済という視点で振り返っている。 単に事実を述べるだけではなく、多くの出来事の相互関係を明らかにし、できるだけストーリー性を持たせるようにしてあるとのことで、バブルはなぜ生まれたのか、バブル崩壊による経済への影響がなぜ深刻なものとなったのか、デフレの何が問題か、小泉構造改革は経済にどのような影響をもたらしたのか、民主党政権のマクロ経済運営の問題点は何だったのか、異次元金融緩和をはじめとするアベノミクスの成果と限界は何か、といったことについて明快に解説されており、それらについて理解が深まる内容となっている。 また、地域振興券の経済学的ナンセンスさの解説や国際収支赤字悪玉論の否定など、これまでのおかしな経済政策や日本経済に対する俗論を一刀両断する内容も随所にみられ、痛快である。 バブルなど経済には現れる前例のない大きな課題を我々の社会が全体としてその課題を認識するには非常に長いタイムラグがあるこということや、標準的な経済学的な議論を踏まえて政策的対応を考える必要があることの指摘など、平成経済史から導かれる政策的教訓も多く指摘されており、今後の経済政策を考える上でも参考になろう。 本書は、経済面での平成の歴史を掴み、今後の政策形成に活かすのに、最適な名著といえる。

Posted byブクログ

2020/02/19

書評で紹介されていた本。タイトル通り、平成の経済の流れがよくわかる本。経済の学び直しに、一度読んでおいても損はない本。

Posted byブクログ

2020/01/11

経済史は基本的につまらないものだけど、平成30年間の経済史がキリ良く区切られ、わかりやすく整理されていたので、最後までたどり着くことができた!

Posted byブクログ

2019/07/28

官庁エコノミストであった著者が、自らも現役時代に関与した平成の30年間の経済を振り返っている。自分自身の経験も含め、大体イメージどおりであるが、ほぼ5年刻みで色々なことが起きていることが改めて分かる。 政府にしても日銀にしても、経済情勢に応じて様々な対策を行っているが、状況把握が...

官庁エコノミストであった著者が、自らも現役時代に関与した平成の30年間の経済を振り返っている。自分自身の経験も含め、大体イメージどおりであるが、ほぼ5年刻みで色々なことが起きていることが改めて分かる。 政府にしても日銀にしても、経済情勢に応じて様々な対策を行っているが、状況把握が遅れがちで対策も後手に回りがちなこと、世論に考慮して不人気だが正しい対応が中々取れないことなど、色々と考えさせられることも多かった。

Posted byブクログ