昭和トワイライト百景 の商品レビュー
2022年3月15日読了。消えゆく昭和時代のビルヂング・横丁・飲み屋などを探訪し、写真と古老たちの話を記録しようとする本。刊行の2019時点で残存している物件が多く、行って見てみたくなるがコロナ後の現在ではさらにどうなっているか…。「いずれ失われる」とわかっていることがこれらの物...
2022年3月15日読了。消えゆく昭和時代のビルヂング・横丁・飲み屋などを探訪し、写真と古老たちの話を記録しようとする本。刊行の2019時点で残存している物件が多く、行って見てみたくなるがコロナ後の現在ではさらにどうなっているか…。「いずれ失われる」とわかっていることがこれらの物件の魅力でもあるし、老朽化による事故が起きることもあるし、商業施設やマンションを建てて経済効果を生むことも大事であるからなんでもかんでも残すわけには行かないのはもちろん承知で、このような「記憶にとどめる」活動は非常に意義のあることだと思う。年代によって「古き昭和」と言われて思い起こす風景が異なる、という鼎談での指摘は面白い、戦後産まれかどうか、という線引きが大きいのかな?
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「昭和」な風景を訪ね歩く。 今もかろうじて残っている戦後昭和の景色、そう遠からず消えていくのだろうか。 それにしても、東京は大空襲があり、今も日々変わり続けているのに、こんな風景がこれだけ残っているのはある意味奇跡的なのかもしれない。 いや、むしろ田舎の方がこういうものは惜...
「昭和」な風景を訪ね歩く。 今もかろうじて残っている戦後昭和の景色、そう遠からず消えていくのだろうか。 それにしても、東京は大空襲があり、今も日々変わり続けているのに、こんな風景がこれだけ残っているのはある意味奇跡的なのかもしれない。 いや、むしろ田舎の方がこういうものは惜しげもなく壊してしまうのかもしれない。
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羽鳥慎一モーニングショーで紹介! 路地徘徊家が歩き、調べ、聞き、飲んで追いかけた「昭和」に出会う旅。
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失われつつある戦後の残り香、古びた佇まい、本能的に惹かれます。歳を重ねたせいでしょうか・・・w。フリート横田 著「昭和トワイライト百景」、2019.4発行。建築では秋葉原中央線ガード下のラジオガアデン、かつての紙の街、王子に鎮座するサンスクエアビル。酒場では、大森に2年以上住んで...
失われつつある戦後の残り香、古びた佇まい、本能的に惹かれます。歳を重ねたせいでしょうか・・・w。フリート横田 著「昭和トワイライト百景」、2019.4発行。建築では秋葉原中央線ガード下のラジオガアデン、かつての紙の街、王子に鎮座するサンスクエアビル。酒場では、大森に2年以上住んでいたのに馴染みのない東口の大森飲食街ビルと西口の山王小路飲食店街。行きつけ2~3軒ばかりでしたw。大森海岸三業地(海辺の花街)も知りませんw。真っ黒の湯、蒲田温泉は何度か。
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最近話題の街探訪もの 作者の深い愛情と思い入れたっぷりの記述が特徴的。 余りにも無条件な対象への愛情の発露に、やや違和感。 ヤミ市跡地のために再開発が極めて難しくなっている弊害については、スルー。 「東京住みたくない街」のような強烈な批判精神、とことんネタ化する姿勢とは真逆。 ...
最近話題の街探訪もの 作者の深い愛情と思い入れたっぷりの記述が特徴的。 余りにも無条件な対象への愛情の発露に、やや違和感。 ヤミ市跡地のために再開発が極めて難しくなっている弊害については、スルー。 「東京住みたくない街」のような強烈な批判精神、とことんネタ化する姿勢とは真逆。 その他 ・ヤミ市→マーケット→横丁→(再開発ビル化) の一連の流れが好み ・ロサ会館、ラジオガァデン、オーイ地下飲食店、千代田街ビル
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