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浜村渚の計算ノート(9さつめ) の商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2023/04/24

正確に書くと星3.8。 確率とか、私が好きな数学が多く登場して楽しく読めた。 数学の楽しさを教えてくれる作品。

Posted byブクログ

2023/01/07

9さつめは男女の愛憎が絡む4作。レピュニット数という新たな数学知識が得られた。このシリーズ、奥が深い! 不等式の通分のやり方もすっかり忘れていたが、そこに事件を解くヒントがあったなんて……。「新宿恐竜大戦争」は、乗用型恐竜ロボット。『空想非化学大全』の記述を思い出してニンマリしな...

9さつめは男女の愛憎が絡む4作。レピュニット数という新たな数学知識が得られた。このシリーズ、奥が深い! 不等式の通分のやり方もすっかり忘れていたが、そこに事件を解くヒントがあったなんて……。「新宿恐竜大戦争」は、乗用型恐竜ロボット。『空想非化学大全』の記述を思い出してニンマリしながら読み進めた。PとC、懐かしい順列・組合せだ。特にCの計算方法を忘れているぞ。「恋人たちの赤と黒」は期待値。まんまとキューティーオイラーに逃げられて、この後の展開が一波乱ありそう。

Posted byブクログ

2022/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

確率論やら期待値ってこんなにロマンがある話だったんだ…なんてことを思った。一つ目の話に出てきた数学マジックは小ネタに使えそうなくらい面白い話だった。今回で今出ている浜村渚の計算ノートシリーズは読破したけれど、お陰で苦手だったはずの数学の世界を広げてくれて気がする。もう少し数学自分で勉強していきたい。

Posted byブクログ

2022/07/27

「1を並べよ、並べよ1を」 どれを選んでも同じ答。 冷静になり考えていくと種も仕掛けも分かるだろうが、所見で突然言われたら驚くだろう。 危険が及ぶと言っているのに、それでも聞かないのであれば言質をとり撤退してもいいのでは。 「私と彼氏の不等式」 犯人はほぼ決まりだが。 最後に見...

「1を並べよ、並べよ1を」 どれを選んでも同じ答。 冷静になり考えていくと種も仕掛けも分かるだろうが、所見で突然言われたら驚くだろう。 危険が及ぶと言っているのに、それでも聞かないのであれば言質をとり撤退してもいいのでは。 「私と彼氏の不等式」 犯人はほぼ決まりだが。 最後に見た場所から一切情報がないとなると、空白が多すぎて少し違和感が出てきそうだ。 偶然が重ならなければ、誰も気付かない場所で犯罪者として名を残し消えていたかもしれない。 「新宿恐竜大戦争」 暴れだす古代の生き物。 しっかりと管理していたうえでの出来事とはいえ、民間人が作るレベルを超えていないか。 データベースに情報が載っているのであれば、家族構成なども確認出来たのではないだろうか。 「恋人たちの赤と黒」 カジノで勝つ方法とは。 理論上では簡単に導き出される答えでも、実際にやり始めると沼に嵌っていくんだろうな。 自分の意見をはっきりと持たず、都合のいいように生きていると段々決めれなくなるのかもな。

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2022/05/03

今回登場するのは、レピュニット数、不等式、順列組み合わせ、マーチンゲール法です。レピュニット数(1111のようにすべての桁が1の自然数)とか、初めて知りました。

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2021/09/29

いつもながらに、渚ちゃんが解説するとわかったような気にはなるけれど、やっぱり数学は難しい… 理系の人はそもそも脳みその作りが違うんだなぁとこのシリーズを読むたびに思う…

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2021/05/02

解説で喜多さんが書いていますが、レピュニット数は私も知りませんでした。メインテーマはマーチンゲール法。つまりはカジノです。数学的に見ればギャンブルは確率ですが、確率的に考えるとギャンブルは楽しめない感じもしますね。

Posted byブクログ

2020/10/07

「1を並べよ、並べよ1を」 最近1章につき数学トピックが1つというのが多くなっているが、今回もレピュニット数だけ。 それも紹介するだけというか、レピュニット数を登場させるために無理やり作った話という感じ。 フェルマーの最終定理の時のような、数学好きが目的をもって必然的に作り出した...

「1を並べよ、並べよ1を」 最近1章につき数学トピックが1つというのが多くなっているが、今回もレピュニット数だけ。 それも紹介するだけというか、レピュニット数を登場させるために無理やり作った話という感じ。 フェルマーの最終定理の時のような、数学好きが目的をもって必然的に作り出した物語を読みたい。 「私と彼氏の不等式」 シリーズ史上最低の駄作。 トリックにも登場人物にも数学は全く関係なく、浜村渚の物語である必要性がない。 殺害に使われる薬品は架空のものでルールが示されておらず何でもありなので、ミステリとしてもひどい。 「新宿恐竜大戦争」 僕は渚の活躍を見たいのに、数学には関係のない恐竜のロボットが出てきてぎゃーぎゃー騒ぐだけ。 最後に渚が出てきたかと思えば、数1Aの初歩の初歩レベルの話をちょろっとするだけ。 「恋人たちの赤と黒」 この短編ではキューティーオイラーの学生時代の恋愛が取りざたされる。 彼女は悪役ではあるが、数学の天才としてのカリスマ的魅力があって僕の好きなキャラクターの一人だ。 そんな彼女の意外な一面を知れるといえば聞こえはいいが、僕には天才の俗物的なところを見せられた気がしてがっかりしてしまった。 数学トピックはマーチンゲール法はおもしろかったが、あとは高校数学で何度も見た確率問題が出るばかりで新鮮さはあまりなかった。 たしかに、数学になじみがない人のための作品だから、高校数学なら十分なのかもしれない。 しかし、シリーズが進むにつれて段々レベルが上がっていくのならわかるのだが、逆に下がってきてしまっている。 シリーズ序盤で証明に何年もかかるような難問を扱っているのに、今更高校レベルではつまらない。 そして、僕らはそういう問題を解きたいわけではない。 そういう問題にかかわる数学者の逸話とか、数学好きが興味をそそられている理由とか、現実世界でどうやってその数学テクニックを使うのかを知りたいのだ。 おそらくネタ切れが近いのではないだろうか。 アドミラル・ガウスの一件ではシリーズの終わりも近いかと思われたが、本巻最後の引きを見るにまだ続きそうだ。 内容の薄い引き伸ばしをせずに、質の高いラストを飾ってほしい。

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2019/10/27

■あなたの運命にしっかり赤黒つけてあげましょう 名古屋のテレビ塔が爆破され、あのテロ組織がカジノの地下から犯行声明を出した。ルーレットゲームで、もし玉が黒い数字に止まったら更なる爆破が起きるという。「数学的に絶対に負けない」と豪語する敵・マーチンゲールを浜村渚はどう墜とすのか!...

■あなたの運命にしっかり赤黒つけてあげましょう 名古屋のテレビ塔が爆破され、あのテロ組織がカジノの地下から犯行声明を出した。ルーレットゲームで、もし玉が黒い数字に止まったら更なる爆破が起きるという。「数学的に絶対に負けない」と豪語する敵・マーチンゲールを浜村渚はどう墜とすのか!? ほか「組み合わせ」や「レピュニット数」をテーマにした数学×キャラミス全4編。

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2019/10/04

今回は短編4作品の内、2作品が恋愛にまつわる作品となっています。キューティー・オイラーが出てくる話もあるので、計算ノートシリーズが好きな方には懐かしく感じる場面もあるかと思います! 初めてこのシリーズを読む方にはあまり面白く感じないかもしれないと思ったので敢えて星3にしました!...

今回は短編4作品の内、2作品が恋愛にまつわる作品となっています。キューティー・オイラーが出てくる話もあるので、計算ノートシリーズが好きな方には懐かしく感じる場面もあるかと思います! 初めてこのシリーズを読む方にはあまり面白く感じないかもしれないと思ったので敢えて星3にしました!レピュニット数はイマイチだったかな、、、

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