秋霜 の商品レビュー
羽根藩シリーズ4作目 「春雷」続編。多聞隼人がなくなってから欅屋敷で暮らす隼人と縁ある人々をなきものにして、藩の存続を守ろうとする兵衛らによって送り込まれる草薙小平太。小平太の生い立ちが誰にも喜ばれるものでないことが辛い。それでも、自身を信じて楓たちを守り抜き、最後に心の拠り所を...
羽根藩シリーズ4作目 「春雷」続編。多聞隼人がなくなってから欅屋敷で暮らす隼人と縁ある人々をなきものにして、藩の存続を守ろうとする兵衛らによって送り込まれる草薙小平太。小平太の生い立ちが誰にも喜ばれるものでないことが辛い。それでも、自身を信じて楓たちを守り抜き、最後に心の拠り所を見つけられたことにほっとした。
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春雷の正当な続編。新たな人物も前作からの人物も哀しいまでに不器用に愛おしく描かれてて相変わらず最高。情緒がぶっ壊れて何度も泣きながら読んだ。中でも臥雲のシーンがどれも最高でめちゃくちゃに胸を打たれた。前作の三人の中で唯一生き残った臥雲の生き様の最後には感情を揺さぶられた。全体的に...
春雷の正当な続編。新たな人物も前作からの人物も哀しいまでに不器用に愛おしく描かれてて相変わらず最高。情緒がぶっ壊れて何度も泣きながら読んだ。中でも臥雲のシーンがどれも最高でめちゃくちゃに胸を打たれた。前作の三人の中で唯一生き残った臥雲の生き様の最後には感情を揺さぶられた。全体的に最高なんだけど、小平太と楓が惹かれ合うあたりはよくわからん。小平太が懸想するのはわかるけど楓の気持ちは何が決めてなのかよくわからなかったな。そこを含めても最高の一冊だった。
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羽根藩シリーズ第四弾。登場人物(新キャラもいますが)も場所も前作『春雷』と同じだから、日を置かずに読んだ方が吉。人を思う気持ちに溢れている作品。楓様と小平太との仲はどうなったのでしょう。とても気になります(^^)
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前作「春雷」の続編。 鬼隼人が亡くなった三年後の欅屋敷の話。 あの時集まった三悪党の生き残り臥雲の想いに涙したし、子供たちの成長や欅屋敷に集まったもの達の心の変化に熱いものがあった。
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2022.5.14 読了 豊後羽根藩シリーズ③「春雷」の続編。欅屋敷で孤児を見守る女・楓の許に敵対側から、草薙小平太と鶴見姜斎が送られてくるが最終的には味方になってしまう。旧悪である前藩主も現家老に成敗され、楓たちも無事に難を逃れ、ハッピーエンドなのかな。
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「春雷」の続編として読むと大きな流れでわかりやすい。 終盤ちかく、兵衛にはかせた「秋霜のごとく、ひとに苛烈にあたるからには、おのれにも厳しくあらねばなるまい。遅れれば未練がます。」の言葉が染み入る。
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羽根藩シリーズ第4作。「春雷」を受けてのストーリーとなっている。展開が早く飽きさせない。また「秋霜」は多聞隼人であり、児島兵衛であろうが、新たな像が小兵衛の名のもとに登場してきたことを感じる。これは第5作に何らかの形でつながるのだろうか。
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とても面白かった。前作から続きになっており、前作が少し物足りない感じというか、葉室麟の話としては違和感があるという感想は、この本で払拭された。前作と併せて大団円に至る感じで、前作もよくできていたことが分かってスッキリした。しかし、元々前作は本作を想定して書かれたないのではないだろ...
とても面白かった。前作から続きになっており、前作が少し物足りない感じというか、葉室麟の話としては違和感があるという感想は、この本で払拭された。前作と併せて大団円に至る感じで、前作もよくできていたことが分かってスッキリした。しかし、元々前作は本作を想定して書かれたないのではないだろうか。私はそこは分からないが、本作で前作をうまく活かしたのだと思う。とにかく葉室麟は弱者に対する考えが温かい。
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憎しみ苦しみを他者にぶつけるのではなく 自分の中で丁寧に向き合い育て消化させていく 喜びも悲しみもすべてが自分である 人間の尊さを教えてもらいました
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面白かった これは、はまった。羽根藩シリーズ第4弾。 第3弾の「春雷」の続編なので、「春雷」を読まないとこの感動は伝わらないと思います。 ストーリとしては、豊後羽根藩の物語 「春雷」で語られてた欅屋敷。 そこで孤児たちと暮らす楓のもとに、謎の男小平太が現れます。 小平太には亡く...
面白かった これは、はまった。羽根藩シリーズ第4弾。 第3弾の「春雷」の続編なので、「春雷」を読まないとこの感動は伝わらないと思います。 ストーリとしては、豊後羽根藩の物語 「春雷」で語られてた欅屋敷。 そこで孤児たちと暮らす楓のもとに、謎の男小平太が現れます。 小平太には亡くなった多門隼人との因縁があり、 前藩主の旧悪を隠ぺいするため、楓とその孤児たち抹殺する密命が.. 小平太は敵なのか、味方なのか? しかし、小平太は楓たちと暮らす中、多門の生き方、楓の生き方に感化され、楓の味方に しかし、様々な魔の手が楓たちに襲いかかります。 小平太、臥雲、姜斎は楓や孤児たちを救うことができるのか? クライマックスに向け、藩からの脱出を試みます。 無事逃げ延びることができるのか? こういう展開は弱いんです(笑) 一方、悪役側も奥深い。 真の悪役は前藩主なわけですが、それに使える兵衛、佐十郎の覚悟も敵ながら凛と清々しい。羽根藩の改易を目論む幕府の巡見使がくる前に、羽根藩を継続さえるため、楓たちを亡き者にしようとしていたわけですが、最後の最後がまたスッキリ。 武士の矜持を感じました。 エンディングがとてもよい とってもお勧め 絶対に春雷を先に読むべき!
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