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ホモ・サピエンスの15万年 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/04/30

文化について、また病との出会いと共存について、何となく当たり前と思い見過ごしている部分を再考するきっかけになった。 特に格差については、新鮮な驚きもあった。

Posted byブクログ

2022/09/14

生物、文化の両面から見た人間の変化の様子が学べた。項目ごとに内容が違うので飽きずに読める。 遺伝子は性格、体質等に細かく影響を及ぼしていることもそうだが、人間の環境への適応力にも驚いた。

Posted byブクログ

2019/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・人類生態学 第2版 東京大学 ・日本人になった祖先たち 篠田 県立 市立469シ ・[[『日本人はどこから来たのか?』>>https://takatakos.blogspot.com/2016/03/20162.html]] 海部 ・[[『我々はなぜ我々なのか』>>https://takatakos.blogspot.com/2018/09/201712_6.html]] 川端 ・つい誰かに教えたくなる人類学63の大疑問 けあ ・人種神話を解体する 竹沢 け ・地域史と世界史 羽田 だ ・グローバル・ヒストリーの可能性 羽田 ・和食 熊倉 農林水産省 ・銃・病原菌・鉄 ・農耕起源の人類史 けしこ ・[[『ヒトはこうして増えてきた』>>https://takatakos.blogspot.com/2017/12/20157_4.html]]

Posted byブクログ

2019/06/21

とても興味深く面白い本だ。 遺伝学・考古学の最新の知見を社会学にも適用したかの様な論考は、面白く説得力がある。なるほどこれが「人類生態学」と言うものか。 本書では、ヒトの肌の色がいつごろ変わったのかを断定しているが、今までの本でも一部示唆されていたことをここまではっきりと言い切れ...

とても興味深く面白い本だ。 遺伝学・考古学の最新の知見を社会学にも適用したかの様な論考は、面白く説得力がある。なるほどこれが「人類生態学」と言うものか。 本書では、ヒトの肌の色がいつごろ変わったのかを断定しているが、今までの本でも一部示唆されていたことをここまではっきりと言い切れるまでに研究が進んできたと言う事だろう。 「肌の色で能力に差がない事は分かっている」とも科学的に証明された事はすごいことだ。これらの知見は時間とともに必ず現実社会に影響をもたらすと思った。 また「格差」や「異文化理解」などを、生物学の最新の知見から論理的に考察するなど「サル学」から一歩踏み込んだ内容には興味津々。今後は本書のような方向性の本が増えるのではないかと思った。 本書を高く評価したい。

Posted byブクログ