書いて覚えるタイ語の初歩 増補新版 の商品レビュー
約5年間、バンコクで勤務していた経験がある。その間、タイ語を勉強していた。最初の頃は仕事も忙しく、あまり身が入らず惰性で勉強していたが、最後の1年間くらいは、かなり真面目に勉強した。 真面目に勉強するようになってから、タイ文字を習い始めた。タイ文字は表音文字であるが、マスターする...
約5年間、バンコクで勤務していた経験がある。その間、タイ語を勉強していた。最初の頃は仕事も忙しく、あまり身が入らず惰性で勉強していたが、最後の1年間くらいは、かなり真面目に勉強した。 真面目に勉強するようになってから、タイ文字を習い始めた。タイ文字は表音文字であるが、マスターするのは簡単ではない。子音が42文字あり、母音が24種類ある。また、文字の書き方によって、イントネーション(声調という)が変わってきて、イントネーションが異なると、意味が異なってくる。声調を調整するための、声調記号というものもあり、それやこれやを考えると、場合の数が多すぎて、なかなかマスターは簡単ではない。 タイから帰国して、もう8年経つ。妻がタイ人なので、タイ語を話す機会は毎日あるが、帰国してからは、タイ語を「読む」あるいは「書く」機会はほぼなくなった。一方で、数年以内に仕事を退いて、タイに移住する計画を進めている。バンコクではない、妻の実家近くの地方都市に移住する計画である。周囲にあまり日本人もいなさそうであり、タイ語会話、タイ語の読み書きができないと、かなり不便そうであり、最近、再度、タイ語の勉強を読み書きを含め再開したところであり、本書は、その勉強の一環として買い求めたもの。思っていたほどには、タイ文字の読み方を忘れておらず、少し安心した。 本書はタイ文字の入門書であるが、①説明が丁寧であること、②アプリを用いて音声を聴くことができること、等、入門書としては、かなり良いものだと思う。
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何より音声付きなのがとても良い。書き順があるのも良い。そして印刷用の活字だけでなく、手書きした文字も掲載されている点も良いと思う。 文字はもちろんのこと、発音や声調を覚えるのにもとても役に立った。
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