レトロ雑貨夢見堂の事件綴 の商品レビュー
昭和レトロな雑貨屋(古道具屋?)を舞台に、持ち込まれる品物に関する謎をバイトの昭子さんが解き明かす。昭和レトロな雑貨にまつわる謎には誰かの想いが隠れている。全部恋のエピソードだったけど、それ以外のエピソードも読んでみたかったかな。
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お仕事の日常の謎のミステリーですね。 昭和六十四年一月七日生まれの日下昭子は、昭和最後の日の生まれにホコリを持っている。転職して仕事を探しているときに、昭和の雑貨屋を見つける。運良く、アルバイトの張り紙を見つけ、これ幸いと店主に声をかけると、すんなり採用に、しかも二階の部屋に住ん...
お仕事の日常の謎のミステリーですね。 昭和六十四年一月七日生まれの日下昭子は、昭和最後の日の生まれにホコリを持っている。転職して仕事を探しているときに、昭和の雑貨屋を見つける。運良く、アルバイトの張り紙を見つけ、これ幸いと店主に声をかけると、すんなり採用に、しかも二階の部屋に住んでもかまわないという願ってもない好条件。かくして、昭子のレトロ雑貨屋の生活が始まる。 一方、平成元年一月八日生まれの橋本裕司はなかなか就職がうまくいかず、スーパーでアルバイトをしている。気まぐれな彼女に振り回される毎日。 そんな二人が、町中で衝突、ちょっとした事件が起きる。 三話の短篇連作。 キャラクターの面白さと、昭和の様々なアイテムが懐かしく切なく、物語を醸し出している。 謎解きは主に昭子が煌めきをみせる。「夢見堂」の店主も大抵の物は修理してしまえる達人で一役かっている。 そして、なんとなく昭子と裕司に恋花が咲き始める。 辛辣な口調ながら愛嬌のある昭子と、ボケ役で損な役ばかりの裕司の絡みが面白かったですね。
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なんとなく、タイトルに惹かれて読んでみた。 レトロ雑貨店で働く昭子と、就活中の裕司の話。 若干(いや、かなり)、強引すぎる展開や無理矢理だろ?な展開があるが、まあ、楽しめた。 最後の時計の話が面白かったなー。 裕司の元カノの行く末が心配だがな。。。
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題材がとても気になり読みました。昭和レトロなものに因んだお話はすごく面白かったです。すこし無理矢理なところもあるかな?と思いましたが全然楽しめました。時計の話が面白かった、、、
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面白かったけど、登場人物に好感が持てず……。2話目も何だか、いい話で終わってるから良かったものの、好奇心でこんなに調べあげられるのもなー、と思ったり。題材、ストーリーが良かっただけに所々の細かい部分が少し残念。その辺目をつぶれば普通に面白いし、いい話。
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又井さんを読むのは3作目。 新小岩パラダイス、アムステルダム・ヘブンと土地小説(そんなのあるのか?)っぽいイメージがあったけど、これはまた違って面白かった。
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