「いい親」をやめるとラクになる の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルに期待していた内容とは少し違ったが、興味深く読んだ。「子育てに自信がない」「子どもがかわいいと思えない」といった育児困難は、親の自己肯定感の低さから来る。自己肯定感の低さはやがて子どもにも伝播するのでまず親の問題を解消しましょうというのが主な主旨。 幸い今の娘(3歳)の子育てに対して困難を感じることはほとんどないが、親の手から離れていくときに、自分は子離れできるのだろうか、支配してしまわないだろうかという不安はある。性別で区切るのはあまりよくないと思いつつ、男女によってそれぞれの「育ちにくさ」があるのは明らかで、それを明言しているあたりが本書の私的ハイライト。これから弟ができる彼女に対する接し方のヒントを得た気がした。
Posted by
著者の様々な臨床経験をまとめたもの。 文章も余計な情報はなくすっきりしつつも、必要なことは書かれており具体的でよかった。
Posted by
7/23東洋経済オンラインで話題の一冊! 自己肯定感「低い子供」が減らない日本の危うさとは?記事が話題になっています。
Posted by
いい親になろうとして、ネットや育児本などを頼りすぎ、目の前の子供と向き合う時間をとっていない、という記述を読んで、たしかにその通りかもしれないと感じた。 子育てはマニュアル通りに進まないもの、と寛容に構えたい。
Posted by
- 1