ダーウィンの覗き穴〔マンガ版〕 の商品レビュー
ペニスにバイブレーターを備えたガガンボやら クモの雌はイケてる雄と そうでない雄の精子を使い分けるとか 自分の体長の倍以上の長いペニスを 巻尺のようにまるめて収納する甲虫やら もうびっくりすることだらけ 生殖器の話と思って 舐めてかかると 結構なグロさにびっくりしま...
ペニスにバイブレーターを備えたガガンボやら クモの雌はイケてる雄と そうでない雄の精子を使い分けるとか 自分の体長の倍以上の長いペニスを 巻尺のようにまるめて収納する甲虫やら もうびっくりすることだらけ 生殖器の話と思って 舐めてかかると 結構なグロさにびっくりします ドン引きます でも面白い イラストがないと この驚くほど 複雑な生殖器官の進化は ちょっとついていけないと思うので コミックにしてくださってありがとう!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「生物の性生活は多様」 漫画なのに疲れるくらい内容が盛り沢山なので読み応えがあります。 生物の性戦略はオスは質より量、メスは量より質というシンプルな言葉では表せないことを理解できました。 例えば、チンパンジー等の交尾栓は1.他のオスとの交尾を阻む、2.精子の排出を防ぐ 3.求愛行為の余韻をもたらす 効果があるそうです。 また、初歩的かもしれませんですが、虫でオスがメスの体内に針を指して精子を注ぎ込む(しかも時にはオスに刺されすぎてメスが死ぬ)ように生物は必ず生殖器をもっているわけではないことは驚きでした。 それにしても、この本には、なぜこの生物の生殖行動や体の構造や生態についてこんなに調べられているんだろうと感じる例が多く出てきました。(研究を行っているのは外国の研究者ばかり) よくわからない生物について学ぶことは時に新たな知的好奇心を刺激するような発見があることがわかりました。 今の日本でこれらの虫について研究しようと思ったときに研究費が得られるでしょうか。 そんなことを考えさせられました。
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「虫たちの性生活がすごいんです」といふ副題にも関はらず、カギムシやクモの他、二つのちんこを持つサメ、野郎の死体をも犯すカモ、人為的な「イケメンの基準」を貰ってしまったキンカチョウ、朝鮮人や日本人を強姦するイカの精子、はては人間の性生活の方も登場する。 フジツボの性器を発見した...
「虫たちの性生活がすごいんです」といふ副題にも関はらず、カギムシやクモの他、二つのちんこを持つサメ、野郎の死体をも犯すカモ、人為的な「イケメンの基準」を貰ってしまったキンカチョウ、朝鮮人や日本人を強姦するイカの精子、はては人間の性生活の方も登場する。 フジツボの性器を発見したダーウィンは、ヴィクトリア朝のお約束でその辺のアレがダめになり、その研究から撤退して一世紀ほど経た後、どっかの本で昆虫科学者が、自身の仕事を称して「ゲニタリ屋(ゲニタリアが生殖器を指す語)」と呼ばれるさうだけどさう言ふことになった、きっかけが展開。そこから、世界中の科学者がざっくり生き物のちんこまんことコイトゥス!!の謎に果敢に挑むことになったいきさつが語られる。交尾時のピストン運動の謎、メスのその辺へ突っ込む虫、生殖器を切り離す生物のその習性のメリット、ナメクジやカタツムリ(両性具有)の性行為と謎の器官、の、この辺が謎で、この辺は多分こうなんではと言ふ説が展開する。 エデアグスの意味が分かったのは収穫(ものの本には生殖器の名前がエデアグスの他、「ファルス」といふ虫が混在してるさうである。アカデミズムの闇である)。そして、「ちんこは種類の同定で使用される位多様」なのに「まんこは大体同じ」と言ふ謎現象が。 絵解きしてるやうな感じなのだが、M・スヒルトハウゼンと猫耳のおねいさんによるいろいろは、ぴゃっと頭に入る。 いたちごっこは「鼬ごっこ鼠ごっこ」と言ひながら二人で手を乗せあふ遊びの筈なのだが、かう言ふ鼬ごっこの絵は、よいなぁ。
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何というかすごかったし大変ですね……みたいな……(・ω・)壮絶すぎて書き物に活かせる気がしない。 随所に差し挟まれる小ネタも楽しい!
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