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生きる力になる禅語 の商品レビュー

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2019/10/22
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「えらいお坊さん」的な言葉も出てきて、少しひっかかる(のは自分がひねくれているせいか^^;)が、ひとつひとつ丁寧に解説されている。 うんちくは若干読み飛ばしてしまったが、読んでいてほっとすることもたくさんあった。 ありのまま、そのまま、流れに乗って、今を生きる、という無為自然な生き方でしょうか。 何度か読んでもつい忘れがちだが。。。 ・心身脱落 脱落身心  -自他の境界線を外す  -人間活動は、とかく境界線を引きがちだけれども、あえてそれを取り払ってみる。富士山は、境界線より上とかではなく、海、果ては宇宙までつながっている ・一喜一憂しない。淡々と、ただ起きていることを捉える。  自分が、とかではなく。 ・一人になると、ひとりでないことに気づく。  お堂にいて、ひとり坐禅して、屋根があること、坐布があること、暑さ、寒さ、…に気づき、かえって人間関係のコンプレックスが少なくなって、壁がなくなっていく ・lonely ではなく、aloneの精神  良寛「世の中に まじらぬとには あらねども 一人遊びぞ われはまされる」 ・主人公として「今ここ」を生きる  「随所に主となれば、立処皆真なり」  目の前にあることに否定的な気持ちになって、「これは自分の役割ではない」「無理」とか言って「今ここ」になりきれないでいる… 私達の思い悩みとは結局、被比較からくる。過去の自分、他人、なりたい自分…でも、これらはすべて頭の中でつくった幻想で、幻想と比較してもしょうがない

Posted byブクログ