神様と仲よくなれる!日本の神様図鑑 の商品レビュー
神社に行く時の参考にと思って読んだのですが… さすが八百万の神のいる国。 多い!そしてややこしい! ちゃんと勉強しないと、これだけでは分からないなと思いました。
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期間限定激安キャンペーンで手に取った(98円^ ^;)。 要は「古事記超簡単案内」と「古事記神様案内」と「祝詞活用術」「神社活用術」、それを基にした「気持ちの持ち様活用術」である。 本人は社会生活数年でドロップアウトしてバックパッカーをして、宗教に目覚め、会社立ち上げしても上手...
期間限定激安キャンペーンで手に取った(98円^ ^;)。 要は「古事記超簡単案内」と「古事記神様案内」と「祝詞活用術」「神社活用術」、それを基にした「気持ちの持ち様活用術」である。 本人は社会生活数年でドロップアウトしてバックパッカーをして、宗教に目覚め、会社立ち上げしても上手くいかず、古事記を読んで日本の神道に目覚めて、たまたま上手く軌道に乗った方の様だ。 「神様のことを知って(知識)、祝詞を読んで実践する(身体)」ことを「稽古照今」(「古事記」序文に出てくる言葉)というらしい。稽古とは古を知る、という意味があったんですね。 神様に参っても、単に参るんじゃなくて、神様の名前を調べて、その両親の名前や子供の名前も調べよう、そうすると立体的に神様の役割や位置付けがわかってきて、300柱もいる神様も覚えられる、と著者は主張しています。かなり真面目な方の様です。 もちろん、真面目な方ですから、試験勉強対策のごとく本書でも具体的に手助けしています。 「まずは代表的な6柱のことを知ろう」とイザナギ、イザナミ、アマテラス、スサノオ、オオクニノヌシ、ニニギのことは詳しく解説、これによって古事記神話部は案外細かいところまで解説しています。そのあと50柱近い神様のことをイラスト付きで解説。 実は、イラストがほとんどない第5章が著者の最も主張したかったことだろうと思えます。 神社では一般的に願いが叶うことを願ってお参りするのですが、著者は「それはたまたま叶ったのだ」とあまり重視しません。 神様と仲良くなること、そして神様を知ることによって、「変えることのできない現実」を自分なりに受け止めること、これが大事なのだ、と主張します。 何故なら、日本の神様はみんな完全ではないからです。大泣きもするし、悪いこともする。世の中はまだまだ人智では測れないことが多すぎる。でも、神様を知ればそれを受け止めようという気になれる、というわけです。 「自(みずか)ら」から「自(おの)ずから」へ。 つまり 自力で、から、自然にへと。 まぁ日本神道はそういう思想に近いと、私も思います。 会社役員がポジティブに世の中を渡るには、まぁ必要な哲学かもしれません。実際この哲学で、会社コンサルタンティングをしている様なので、効果も出ているのでしょう。 でも彼はあまり厳密に突き詰めていないようなので良いのですが、 コレは悪い意味での「不可知論」です。世界の秘密は自らではわからないので、神様に丸投げする思想です。私はそれに与しない、とだけは言っておきたい。 古事記を何度読んでもわかりにくい神様相関図が、わりと短時間でわかる神様入門書でした。
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少しわかるようになったら神社巡りが楽しくなるかな程度の気持ちで、気軽に読み始めました。 イラストは神様に愛着が湧くようなゆるく可愛いらしいもので、文章も堅苦しい感じではなく、初めて読むにはとても読みやすかったです。この本をきっかけに、古事記なども読んでみたくなりました。
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