変わる相続 の商品レビュー

曽根恵子(著者),山田愼一

2022/06/23

筆者の意見としては、土地などの財産を（家が）継続していく時代は変わり、どのようにして活用していくかにシフトしている。また、結婚しない人や子どもがいない夫婦などがいるなどかつての家庭の在り方も変わっており、国に帰属する財産も増えている。

そのような現代の中で、生前中に、感情的・経済的に、どのような手段がよいのか法的に考えて、相続プランを作って、遺言書を作って公正に、後世に託すのがよいということかなと思った。

相続の基本を知るというよりも、現代社会が変わり、価値観も変わっているからこそ、相続するプランを立てる（このような考え方がある）という説明なのかなと思った。（不動産等の）財産が多い人、家族関係などに心配がある人は読んでみるとよいかもしれない。