詩人の声をきいた木 の商品レビュー
高校生の時に谷川俊太郎の詩っていいな、と思って読んでいた。 この本は、写真が季節の移り変わりを描いているのに、詩がバラバラでなんだかおかしいな、と思いながらページをめくった。 最後にさまざまな詩集からの抜粋と書かれていて、納得した。 詩をつぎはぎしているから、バラバラに感じたのだ...
高校生の時に谷川俊太郎の詩っていいな、と思って読んでいた。 この本は、写真が季節の移り変わりを描いているのに、詩がバラバラでなんだかおかしいな、と思いながらページをめくった。 最後にさまざまな詩集からの抜粋と書かれていて、納得した。 詩をつぎはぎしているから、バラバラに感じたのだと思う。 写真は美しい。 言葉も新しい。 だけど写真と言葉がかみ合っていないので、最後に違和感だけが残った本だった。
Posted by
静けさが言葉を受胎し 朝の光に紛れて 詩が生まれた 一つの大きな主張が 無限の時の突端に始まり 今もなお続いている そして 一つの小さな祈りは 暗くて巨きな時の中に かすかながらもしっかり燃え続けようと 今 炎をあげる ……とても好きな詩です。 木の写真もとても綺麗。
Posted by
- 1