伊藤まさこの器えらび の商品レビュー
引っ越しを機に食に興味を持ち出した自分。食を楽しむためには美味しいのはもちろんだけど、その食材を盛る器も大事だなと思う。 この本では、自分が思い至っていなかった、器も含めて食を楽しむための考え方を学ぶことができた。 自分の興味のない食器の箇所は流し読みしたが、歳を重ねるにつれて流...
引っ越しを機に食に興味を持ち出した自分。食を楽しむためには美味しいのはもちろんだけど、その食材を盛る器も大事だなと思う。 この本では、自分が思い至っていなかった、器も含めて食を楽しむための考え方を学ぶことができた。 自分の興味のない食器の箇所は流し読みしたが、歳を重ねるにつれて流し読みした箇所の食器にも興味がでるのかな。これからが楽しみ。
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「好き」が詰まった一冊。 「好き」 「好き」を突き詰めるということはこういうことなんだと教えてくれる。 「好き」が器の人もいれば、服、音楽、絵の人もいる。 自分の好きを自信を持って貫くって大切。
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読後は自分の持っている器を大切にしたい気持ちと新しい器を買いたい熱がふつふつと沸いてくる。 伊藤さんの本を読むとお買い物したくなるんです
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
器を中心にしたエッセイと、写真。伊藤まさこさんの余裕のある、何とも主婦をくすぐる無理しなくて自然体でいいよというメッセージ。 実は、男性から見ると、意外と違った視点で見られる。器はアートであり、整然と整理されるべきもの、そして磨いたりして綺麗に、また料理を盛って食べて、というライフサイクルに欠かせない存在。だからこそ、こだわりたいものの一つだったりする。 カトラリーを入れてみたり、ゴツイ合鹿碗とか、焼き締めのお皿まで、料理と食器の相性を非常に熟知されているので、美味しく見える。ファッションと同じという言葉通り、そのひとのセンスが出るのが食器だろう。何を出すのか、どんなお皿で出すのか、非常に面白い。 松本で買った黒いお皿、岡田窯の綺麗な水色の深皿や和菓子皿、白い六角皿は軽井沢の酢重のお店、三重県で買った漆器の大きなお椀、スローハウスの白いオーバル皿、それぞれ値段も背景も違うけれど、それが色々あって今家にある。組み合わせを日々楽しむこともまた、贅沢なんだな、そしてその余裕を食べる側も作る側も持てたらいいなと思う。
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