類型的なものは好きじゃないんですよ の商品レビュー
過去にまとめられたエッセイに収まってなかったインタビュー回答やエッセイをまた読ませていただいたので、高峰秀子さんファンとして幸せ。 でも、「高峰さんはいつも変わらない頭の中なんだ」と再確認することになる。それくらい高峰さんのおっしゃることや物の見方はブレない。 どうして、昭和一...
過去にまとめられたエッセイに収まってなかったインタビュー回答やエッセイをまた読ませていただいたので、高峰秀子さんファンとして幸せ。 でも、「高峰さんはいつも変わらない頭の中なんだ」と再確認することになる。それくらい高峰さんのおっしゃることや物の見方はブレない。 どうして、昭和一桁・自称無学にしてこんなにも今に通じるグローバル感覚と個人主義とプロフェッショナリズムと、教養とかたおやかさがあるのだろう。 p57 仕事を大切にしないということは、自分を大切にしないということ。ではなんのために生きているのか‥。 p 私、何かに"夫婦他人説"ってのを書いたら、とても冷たく受け取られたのね。そういう意味じゃなく、夫婦は一心同体なんてことは、うそだってことなの。だって、違うところで生まれて、違うところで育ったわけでしょう。もっと大きな違いは男と女の違いね。
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八年まえに亡くなった女優・高峰秀子さんのエッセイ集。彼女が書いた雑誌に載ったエッセイを読んで、高校生のぼくは、ユーモアに富んだうまい文章を書く女優さんだなと感心したことがあった。 改めてこのエッセイを読んで、芯の通った生き方を貫いた人だということがわかった。
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3/21はカラー映画の日 1951年、国産初の総天然色映画『カルメン故郷に帰る』公開。 ヒロインの高峰さん最新刊を。
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