科学でアートを見てみたら の商品レビュー

ロイク・マンジャン(著者),木村高子(訳者)

2023/05/29

第１章　動物と植物
／野生のナスの物語
／木を描くには
／地図とビーバー
／ありえない馬
／突然変異のひまわり
／アダムのリンゴはレモンだった
／かぎ針編み、サンゴ、そして幾何学
／球根とバブルとウイルス
／白いスイカの謎

第２章　数学と情報処理
／巨匠が描いた設計図
／干渉縞と視覚芸術
／謎めいたソナ
／四角と樹木
／5世紀もの先取り
／数学とファッションの深い関係
／ダ・ヴィンチの勘違い

第３章　天文学
／月、それとも太陽？
／消えた月の謎
／ヴェルサイユ宮殿の天井画と天文学
／太陽を観察する
／1680年の大彗星が戻ってきた？
／最初の写実的な天の川

第４章　地理と気候
デルフトのニシン漁船
／地質学総覧のようなテーブル
／重ねた皿のような雲
／赤と緑の大気汚染注意報
／中国人に愛された英雄
／印象的な日付
／若きウェルナーの彷徨

第５章　医学と人間の認識、知覚
／DNAから顔が復元できる
／斜視の恩恵
／ジーンズのマエストロ
／ヴァチカンに隠された脳みそ
／十字架刑の神経への作用
／エピジェネティクスの景観を眺めて
／イエス・キリストは33本の歯とともに死んだ
／漫画とマンモス

第６章　科学技術
／バベルの塔建設に使われた機械
／ダ・ヴィンチと美しい襞
／見えなくなる杯
／ルイ15世の亡霊
／塗料と流体力学
／量子アートを編む
／ダルヴィーシュのスカートはそれでも回転している
／黒よりも黒く

2022/06/19

アートを科学の視点で見てみると色々と面白い事が分かる。
アートと科学の類似点と相違点を改めて認識する事ができる

2020/12/12

タイトル通りの本です。
主に絵画を取り上げています。

切り口としては面白いのですが、信じられない誤植が目立つこともあり、信憑性に欠けるのが残念。
誤植の中でも、「ならば」とあるべきところが「なｒば」となっている箇所と、「多い時期」とあるべきところが「多いjiki」となっている箇所は、目を疑いました。

間違った記述もありましたし、力のない編集者が担当したとしか思えない…。

2020/06/29

芸術と科学のステキな関係。

絵画や立体に現れる当時の科学を解説した本。そんなことまでわかるんだな、と感心しながら読んだ。