BABEL の商品レビュー
箔押しとも違うなと気になっていたら、エングレービングとのこと。綺麗だし、触った感触とかもいい感じ。 小さいけど原作と作家の比較が見開きができて面白い。 エングレービング以外はスミ一色(リッチブラックかもわからんけど)と要所で金の箔押し。サイズ的に予算どうなってるのと思わなくも...
箔押しとも違うなと気になっていたら、エングレービングとのこと。綺麗だし、触った感触とかもいい感じ。 小さいけど原作と作家の比較が見開きができて面白い。 エングレービング以外はスミ一色(リッチブラックかもわからんけど)と要所で金の箔押し。サイズ的に予算どうなってるのと思わなくもないくらい豪華な仕上がり。 アートワークに勝るとも劣らない素敵な装丁の本でした。
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借りたもの。 2017年4~7月に開催されていた、ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展に合わせて描かれた、ブリューゲル版画にインスパイアされた作品画集。 ブリューゲルの版画は格言や教訓をユーモラスに…それでも訓戒ゆえに何処か世紀末的…破滅の不穏さを湛えている。それ...
借りたもの。 2017年4~7月に開催されていた、ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展に合わせて描かれた、ブリューゲル版画にインスパイアされた作品画集。 ブリューゲルの版画は格言や教訓をユーモラスに…それでも訓戒ゆえに何処か世紀末的…破滅の不穏さを湛えている。それに気づかない人間の無知蒙昧さのような。 しかし、ヒグチユウコさんの手にかかると、その破滅が当たり前に…むしろ“気にしない”で享受している雰囲気になっている。 扉ページには、ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲル1世の作品に使われている銅版画と、ほぼ同じ方式の印刷「エングレービング」で刷った、ギュスターヴくんと人の足を生やした魚を頭に掲げるヒトツメチャンが掲載。それを触れる、拝見できるだけも価値ある一冊。
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元々あるヨーロッパの絵にヒグチユウコがギュスターヴくんなど自身のキャラクターを加えたりなどして描き直しているものらしい。 巻末に元の絵と並べて表示されているのを見ると、イメージを損なわないままアレンジしてヒグチユウコの絵になっていて、素晴らしい。繊細な描線に見とれてしまう。時折入...
元々あるヨーロッパの絵にヒグチユウコがギュスターヴくんなど自身のキャラクターを加えたりなどして描き直しているものらしい。 巻末に元の絵と並べて表示されているのを見ると、イメージを損なわないままアレンジしてヒグチユウコの絵になっていて、素晴らしい。繊細な描線に見とれてしまう。時折入る金の箔押しもゴージャスでかっこいい。
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