病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと の商品レビュー
非常に読みやすい文章で、筆者が著書を書いている心理の葛藤もあって面白かったです。 医療を演劇として例えているのはとても興味深かくわかりやすかったです。
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今まで読んだことのないジャンル?の本。 しかし、面白かった。 小難しいような病気の話ではなく、かと言って軽い感じの読み物というほどのものでもない。 何とも言えない距離感で、病院や病気のこと。 医療エッセイという言葉で伝わるのか分からないけれど、そう書かれている。 医療という...
今まで読んだことのないジャンル?の本。 しかし、面白かった。 小難しいような病気の話ではなく、かと言って軽い感じの読み物というほどのものでもない。 何とも言えない距離感で、病院や病気のこと。 医療エッセイという言葉で伝わるのか分からないけれど、そう書かれている。 医療というものは、身近に感じながら、よくわからないところがある。この作品を読んだところで、何かパーっと開けるというわけでも無いんだけれど、読むと少し歩み寄れた気がする。
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とても読みやすい医療エッセイ。数字を使って難しい説明をしているわけではないのでわかりやすいし、患者と病気、医療者の三者を使った医療シアターという考え方が斬新で面白い。たくさんの情報が溢れかえる中で、医療リテラシーを身につけることは何より重要なことだ。仲野先生の「こわいもの知らずの...
とても読みやすい医療エッセイ。数字を使って難しい説明をしているわけではないのでわかりやすいし、患者と病気、医療者の三者を使った医療シアターという考え方が斬新で面白い。たくさんの情報が溢れかえる中で、医療リテラシーを身につけることは何より重要なことだ。仲野先生の「こわいもの知らずの病理学講義」が取り上げられていたのは意外だった。確かにあの本は面白い本だったし、現役の病理医から見てもあの本は良本なのだろう。ヤンデル先生の他の書かれた本も読みたくなった。
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医療リテラシーについて、患者と医療者との関係について、チーム医療について改めて考えた。 読みやすいし、病院に行く前に読んだ方がいい。
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イメージ先行で、実際の中身はブラックボックス。 別に隠そうとしてるわけではないのに、どうしてもブラックボックス扱いされてしまう。 その辺りは図書館も同じかもしれない。 秘密にしないといけないことも多いから、情報を外に出すのが下手になっちゃうのかな。 その分ドラマなんかのイメージが...
イメージ先行で、実際の中身はブラックボックス。 別に隠そうとしてるわけではないのに、どうしてもブラックボックス扱いされてしまう。 その辺りは図書館も同じかもしれない。 秘密にしないといけないことも多いから、情報を外に出すのが下手になっちゃうのかな。 その分ドラマなんかのイメージが強くなって、虚像がどんどん膨らんでいく。 図書館と違うのは、そのイメージだけを利用して、やりたい放題やってる人たちが存在するということか。 だからどうするか。 「みんなと仲良くする」 分かりやすいですね。 つまりそれは、自分たちのことを外の人たちに知ってもらうことに他ならないですしね。
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はたらく細胞 も出てきた。 そうかサンデル先生ね 2章後半から一気に読んでしまった 読みやすくおもしろかった ヤンデル先生の他の本も読んでみたい その前に仲野先生の本を読んでみたい
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医者とは、病院とは、そして病気とは、を偏見やレッテルなく平易な言葉で語っている本です。 「絶対良くなる!」「100%効く」は、たいてい詐欺です、というのは本当に、そのとおり。 騙されないために、正しい知識をつけましょう、といってもやはり素人には限界はあるので、怪しいものを怪しいと...
医者とは、病院とは、そして病気とは、を偏見やレッテルなく平易な言葉で語っている本です。 「絶対良くなる!」「100%効く」は、たいてい詐欺です、というのは本当に、そのとおり。 騙されないために、正しい知識をつけましょう、といってもやはり素人には限界はあるので、怪しいものを怪しいと感じられる感性・知性を育てたいと思いました。
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病気やがんは他人事だと思っている健康な人は、どうぞ読んで準備をしてください。 病気と治療にまつわるエトセトラが、医師視点でナラティブに、とてもゆるく紡がれている。 このゆるい語り口に騙されるなかれ。 患者が気づくべきエッセンスが裏にびっしり隠されている本だから。 私自身は昨年が...
病気やがんは他人事だと思っている健康な人は、どうぞ読んで準備をしてください。 病気と治療にまつわるエトセトラが、医師視点でナラティブに、とてもゆるく紡がれている。 このゆるい語り口に騙されるなかれ。 患者が気づくべきエッセンスが裏にびっしり隠されている本だから。 私自身は昨年がんが見つかり、まさに文中に出てくるメディカルシアターで群像劇を必死で演じている最中。 仲間の演者(医師・看護師)に感謝しつつ、幕を下すまで演じ切ってやろうじゃないの。
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第4章がかなり印象的だった。 「医療はシアター上の群像劇」 医者になってからまた読み返したいと思う本。 とても面白かったです。
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とっつきにくいイメージのある医療について噛み砕いて書いてある一冊。 普段医者がどんなことを考えて働いているかとか医者でもけっこう病気にかかったりするよとか、普段ブラックボックスになっている部分が書かれていて医者が身近に感じられました。 病気や治療について群像劇になぞらえて説明して...
とっつきにくいイメージのある医療について噛み砕いて書いてある一冊。 普段医者がどんなことを考えて働いているかとか医者でもけっこう病気にかかったりするよとか、普段ブラックボックスになっている部分が書かれていて医者が身近に感じられました。 病気や治療について群像劇になぞらえて説明してくれるのは理解の助けになりました。
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