夢の迷い路 の商品レビュー
読書熱中少女エミールとおバカ映画フリーク少年ユッキーによる青春ミステリー第二弾。 第二弾ということを知らずに読んでしまったが、問題なく楽しむことができた。 二人のこの過剰なまでに盛り込んだ設定に意味はあるのかと思っていたが、本書四作目の「夢の迷い路」にてキチンと回収してくれていて...
読書熱中少女エミールとおバカ映画フリーク少年ユッキーによる青春ミステリー第二弾。 第二弾ということを知らずに読んでしまったが、問題なく楽しむことができた。 二人のこの過剰なまでに盛り込んだ設定に意味はあるのかと思っていたが、本書四作目の「夢の迷い路」にてキチンと回収してくれていて、個人的にはスッキリした。 「たったひとつ、別の見方をするだけで、あんなにも劇的に作品全体の印象が、がらりと変わってしまうなんて」というエミール祖父である雅則氏の言葉は、とても感慨深い。何かしらの作品に限らず物事の見方全般に通づるように感じ、自分自身への戒めにしようまで思えた。(但し、この場で語られている対象がアレなので、その点はスルーしようと思う)
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シリーズ物だと知らずに読了。前作を読んでいなくても楽しめました。主人公の渓くんが可愛いです。過去の謎や事件などを論理的に解いていくのですが、別に犯人逮捕とかそんなんでもなくて、解いていく過程が楽しいです。懐かしい映画や本が出てきて観たくなったり読みたくなったりしました。
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2020/12/21 読了。 図書館から。 エミール&ユッキー2作目。 作中時間は一作目の合間の話なので進みはないけれど。 1作目方が好きかなぁ。
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読書大好き美少女日柳永美とB級・C級映画おたくの少年柚木崎渓の2人、エミール&ユッキーのコンビが、親しい雑貨屋の店主、ブックカフェの店主、叔父から話を聞いて、その驚くべき真相を解き明かすというもの。高校生なのに大人顔負けの推理を披露する。結構無茶苦茶な事件ばかりなのだが、こんな頻...
読書大好き美少女日柳永美とB級・C級映画おたくの少年柚木崎渓の2人、エミール&ユッキーのコンビが、親しい雑貨屋の店主、ブックカフェの店主、叔父から話を聞いて、その驚くべき真相を解き明かすというもの。高校生なのに大人顔負けの推理を披露する。結構無茶苦茶な事件ばかりなのだが、こんな頻度で彼らの身の回りで起こっているなんて殺伐としているけど、2人のコンビぶりはなかなか微笑ましい。最後の短編はエミールの祖母が出てきて、なんだか心温かになる。このシリーズを続けて欲しいな。
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マニアックなSF映画やミステリーが好きな変態…いやオタクな柚木崎渓は夏休み明けのある日、クラスメイトに一目惚れをした。彼女の名はエミール、日柳永美。無類の読書好き、一人でいるのをなんとも思わない孤高のタイプ。そんな彼女との距離をなんとか縮めたくて持ちかけたのはお気に入りのカフェで...
マニアックなSF映画やミステリーが好きな変態…いやオタクな柚木崎渓は夏休み明けのある日、クラスメイトに一目惚れをした。彼女の名はエミール、日柳永美。無類の読書好き、一人でいるのをなんとも思わない孤高のタイプ。そんな彼女との距離をなんとか縮めたくて持ちかけたのはお気に入りのカフェで聞いたとある過去の謎。一人の男が3件の事件に関わった果てに死んでしまった。彼は死の間際に何かメッセージを残したようだがそれに隠された意図とは…? 相変わらず小ネタが非常に多いのとぶっとんだ人が多いけど主人公たちが概ねまともな二人なので軽やかにさくさく読める、でもしっかりしたパズラー。事件の調査をするのではなく誰かの話を聞きながら答えにたどり着くタイプのミステリーだけどそれ自体はわりとフェアな、手堅い内容。しかもどちらかに推理力が偏っていて片方が無茶苦茶なタイプ、とかじゃないのでストレスも少ない。ユッキーとエミールのコンビは微笑ましく、ブック・ステアリングは素敵なカフェ。今後も楽しみだーと思ったどうやらシリーズ二冊目だったようだ。一冊目を探そう。
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変わった映画マニアのユッキーこと『柚木崎渓』が気になっているの同級生のエミールこと『日柳永美』、本好きの一風変わった女子高生だ。そんな二人が趣味と食欲を満たすため、忘れられた過去の謎に挑む。 ちょっと変わった高校生コンビが活躍するパズラー連作集第二弾。え、第二弾!?どうりで所々...
変わった映画マニアのユッキーこと『柚木崎渓』が気になっているの同級生のエミールこと『日柳永美』、本好きの一風変わった女子高生だ。そんな二人が趣味と食欲を満たすため、忘れられた過去の謎に挑む。 ちょっと変わった高校生コンビが活躍するパズラー連作集第二弾。え、第二弾!?どうりで所々気になることがあったわけだ。まあ読んでなくても支障はなかったけど、やはり読んでおいた方が楽しめたんじゃないかと思う。 語り手は高校生とは言え、扱っているのは殺人事件だし、しかもどろどろとした悪意が発端だったりするので重苦しい気分にはなるが、まあ過去の出来事だし、織り込まれる日常が救いになってるかな。 それにしてもこの著者が描くお店の食べ物はいつも美味しそうで、行ってみたくなるなぁ。
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読書中毒高校生エミールと彼女に恋するB級映画マニアユッキーが過去の事件の謎をほぼ回想語りだけから解き明かすシリーズ二作目。今回は表題作以外は殺人事件。会話だけで推論が組み上がっていき一つの結論に導かれる形式は本領発揮といった感じ。ラストの毒の効き方含め「埋没のシナリオ」「アリバイ...
読書中毒高校生エミールと彼女に恋するB級映画マニアユッキーが過去の事件の謎をほぼ回想語りだけから解き明かすシリーズ二作目。今回は表題作以外は殺人事件。会話だけで推論が組み上がっていき一つの結論に導かれる形式は本領発揮といった感じ。ラストの毒の効き方含め「埋没のシナリオ」「アリバイのワイン」が上手い。それだけじゃなくてユッキー一家の正月風景とか表題作のエミールの祖母の悲しくも美しい思い出話とか二人の背景がさらに鮮やかになってシリーズ物としても進んでいるのが良い。単独でも大丈夫だけど前作読み返せば楽しさ二倍。あと舞台のブックカフェ、行きた過ぎる!
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人間関係は好きなんだけど。エミールとユッキーがカワ(・∀・)イイ!!。ただ事件がどれもいまいちというか。相変わらず嫌な奴がとことんいやな奴なんだよなぁ、この人のミステリ。
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やけに文章が読みづらいという印象でした。この作者は年々読みにくくなっているような気がします。 3つ目の話が面白かったです。
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前作では渓のことは「マイナーな本と映画好き」くらいに表現していたが、今回は身内からとはいえキモオタと言い切られていて少し可哀想になったw あとがきがある!
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