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実録放送禁止作品 の商品レビュー

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2023/05/20

旅行の移動中に読もうと何気に図書館で借りた一冊だったけど面白かった。 あまりにもダーク過ぎて見たいなと思う作品は少なかったけど新しい世界を知った気分。 歴史作品として後世まで残して欲しい。

Posted byブクログ

2019/06/09

本作は放送禁止になった作品の解説をする本となっている。以前販売されていたムック本を元にしているため、現在ようやくソフト化した作品も多くなっている。 最後の方に乗ってるAVやピンク映画をはじめとするいわゆるエログロ作品のことは置いておいてその他の有名作、特撮やアニメ、ドラマ、バラ...

本作は放送禁止になった作品の解説をする本となっている。以前販売されていたムック本を元にしているため、現在ようやくソフト化した作品も多くなっている。 最後の方に乗ってるAVやピンク映画をはじめとするいわゆるエログロ作品のことは置いておいてその他の有名作、特撮やアニメ、ドラマ、バラエティなどは現代の倫理観と照らし合わせれば確かに差別用語なども含め良くないかもしれない。ただ、それをなかったことにすることが果たして本当に良いことなのだろうか。 差別用語を変更していっても新たな呼び方がそのまま差別の対象に対する蔑みとして使われるだけで本質は変わらない。そう、その単語を使っていなくても普通の言葉だとしてもそこに差別の心があれば、それはなんの意味もないのである。昔のラフな時代から比べれば、今は圧倒的にソフィスティケイテッドされた時代になっているだろう。その要因はなにか。それは私達の知識が増えたことに由来しているだろう。 知らない=怖い。これは当然のことである。人間が学習をすることの本質が垣間見れる。それは、バラエティなどに顕著な「やらせ」問題にも通じることである。「うそをうそだと見抜ける人でないと(掲示板を使うことは)難しい」はひろゆき氏の名言であるけれども、これが真実。そして今はもう更にそこの先に進んでいる時代になっている。 「嘘を見抜こうと努力することは前提で、それでも見抜けない嘘があるということを自覚し、行動できる人でないとメディア(SNS等すべてを含む)を利用することは難しい。」という時代である。 これからの超情報社会を生きていく上でも、単純にテレビや映画といったものを楽しんでいく上でも、我々自身が精神的に成長していかなくてはいけないのだ。これまでの受動的な行動だけで良かった時代の終焉はもう始まっていると感じさせてくれる作品でした。

Posted byブクログ