スッキリわかる!今日から使える行動経済学 の商品レビュー
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行動経済学が分かりやすく説明してあり、興味をもって楽しく最後まで読めました。 賭け事の話は自分の心の中だけの気持ちだと思っていたところが、ちゃんと行動経済学に書いてあり、冷静に自分を見つめられ、ギャンブルへ行くことはすっぱり止めることができました笑 損をすると得をするのに2倍の価値が必要になる。 例えば1000円損すると1000円得しても得した気にならない。2000円得しないと得をした気分にならない。
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1〜3章は行動経済学の基礎を学ぶことができ大変参考になりましたが、4章は投資への応用の話で、私は投資に関する知識がなかったので読みづらく感じました。その点を除いては、内容は興味深く解説も分かりやすいので行動経済学の入門書としてはおすすめです。
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この本は人間の経済活動を、人間の思考から読みとく「行動経済学」という学問について、一般人の生活によりそってわかりやすく書かれている本です。 身近な体験をもとに係れているので、読みやすくとてもおもしろい一冊です。 請求記号:331/ky4
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人間のあらゆる行動が学問で説明できることには驚いた。経済学は合理的な人を扱っているのに対し、行動経済学は合理的でない人を対象にしているので、天才でも秀才でもない自分に当てはまる項目があった。学問にはどんな問題をも解決し得る知恵が秘められてるが、実際に現実で応用できるか、が曖昧。数...
人間のあらゆる行動が学問で説明できることには驚いた。経済学は合理的な人を扱っているのに対し、行動経済学は合理的でない人を対象にしているので、天才でも秀才でもない自分に当てはまる項目があった。学問にはどんな問題をも解決し得る知恵が秘められてるが、実際に現実で応用できるか、が曖昧。数学は特定の専門職が使うような公式ばかりで一般人の我々が使う機会などそうそうない。哲学に関しても、自分の考え方を変えることはできても、実践するとなると議論とか話し合いとか、実践の場が限られる。でも行動経済学は、経済だけでなく、私生活の分野まで網羅しており、実践できる場が多い。本書の場合、自己啓発・社会貢献・投資など、経済とは無縁の世界で通用する内容ばかり。別に行動経済学を学ぶ目的でなくても、手にとって読むだけでも、今までの自分を学問の視点から俯瞰できたり、疑問に思っていた過去の行動を説明できたりと、色々な発見がある。普通に読むだけでも面白い。
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1.行動経済学について忘れてたため、理論の復習をしたくなった 2行動経済学についての基礎知識をサクッと読むことができます。行動経済学を用いて組織、顧客、自己啓発、社会貢献、投資の分野でどのように人は考えているのかを説明しています。見開きの右側が解説で、左側が図表となっているので...
1.行動経済学について忘れてたため、理論の復習をしたくなった 2行動経済学についての基礎知識をサクッと読むことができます。行動経済学を用いて組織、顧客、自己啓発、社会貢献、投資の分野でどのように人は考えているのかを説明しています。見開きの右側が解説で、左側が図表となっているので、はじめての人でも読みやすい構成となっています。ただ、見開きで1理論を解説してるので、そこまで深い内容は書かれていませんので、行動経済学に興味を持ったけど何を読んで良いのかわからない人、復習したい人向けの一冊だと思います。 3.今日から使えると書いてあったが、顧客に対して実際に使うにはそれなりのスキルが必要になってくるので、要注意だと思います。試しに自分でやる分には効果はすぐにでてくるのではないでしょうか。
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この本だけではごく表面的にしか理解できないと思う。他の入門書を数冊読んでから本書を読んだところ、その簡潔さと構成の良さのおかげで、よい復習になった。 〜〜〜 ✔︎外発的動機と内発的動機:内発的動機に基づいて仕事をしているときに、金銭的インセンティブを与えると、仕事の動機が外発的動機に置き換わってしまうことがある。その際、金銭的インセンティブが不十分であると、やる気が下がってしまう(アンダーマイニング効果)。【子どもがテストでいい点をとったときにお小遣いをあげるというのは、注意深く行う必要がある。】 ✔︎現在バイアスによる仕事の先送りに対して、コミットメント(自分の将来の行動を縛る)の活用が有効。例えば、タスクに細かな締め切りを設ける、誘惑の素から離れる状況を作る、目標達成に向けていつどのように行動するのかという実行意図を決めるなど。 ✔︎ナッジを悪用しても継続性は期待できない。騙されたと気付いたら、相手は同じ誘導に乗ってくれない。 ✔︎長続きするナッジが重要であるが、持続するナッジというものはまだ明らかにされていない。 ✔︎利食いは早く、損切りできないという性質(気質効果)により、好材料の発生時には利食いの売り圧力でゆっくり株価が上昇し、悪材料の発生時には損切りが少ないことによりゆっくり株価が下落する。これは、株価が上昇した後に上昇のモメンタム、下落した後に下落のモメンタムを発生させる要因になる。 →「損は切って、利は伸ばせ」
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幸福度の個人差や社会比較ナッジなど知れたことも少しはあるが、実質1ページでしか解説してないので使える知識がついたとはいえない。行動経済学に初めて触れようとする人にも、あまりに浅すぎてオススメとまでは言えない。パラパラと立ち読みするだけで十分だと思う。
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