紫式部の娘。賢子がまいる！ の商品レビュー

篠綾子(著者),小倉マユコ

2024/01/05

母親が立派で内気な性格を嫌う娘、同じ主人に仕える事になり母親のように弱い人間になりたくなくてイジメられても仕返しをし無鉄砲ぶりを発揮。

手にとった時からあまり心惹かれる本ではなかったが紫式部の娘を知りたくて借りたのだが集中力が全然続かなかった。
前半部分は。
幽霊騒ぎからだんだん面白くなり成長も見られ、和泉式部の娘に対抗心もあったが一緒に解決策を練るうちに見直したり、イジメの中心人物を味方につけたりと感情の起伏や本気の恋の切なさを経験したり母親が本当は有能で責任を負っていたので構ってもらえなかった事を知り母親に誇りを持つが出家という別れも同時に経験。
一冊で恋、失恋、母娘の愛、男のあしらい方を学ぶ。
次作はどういう展開になるんだろう。