怪談5分間の恐怖 12時05分15秒 の商品レビュー
沖縄を第二の故郷とする著者のあとがきを読んで、戦争で多くの人が命を失ったガマの遺骨にいたずらをしたのが現地の少年らだった事件に触れていた。彼らは心霊スポットをみにやってきたようだ。著者は、怪談や心霊現象をきっかけに、死について、そして命についてもっと深く考えてほしいという。 自分...
沖縄を第二の故郷とする著者のあとがきを読んで、戦争で多くの人が命を失ったガマの遺骨にいたずらをしたのが現地の少年らだった事件に触れていた。彼らは心霊スポットをみにやってきたようだ。著者は、怪談や心霊現象をきっかけに、死について、そして命についてもっと深く考えてほしいという。 自分が今生きている現実世界は、祖たちが生き抜いたからこそ得られたものであるという実感が薄くなってきているのが現在なのか。既に生きている人も屍になりつつあるのか。これから語り部としての活動を考えるにあたり、いろんな人の想いを知りたくて手に取った一冊。
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こちらのコメントは ●封印された本 (怪談5分間の恐怖) でご覧下さい。 2019/04/08 更新
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