夢を釣る の商品レビュー

佐伯泰英(著者)

2023/06/03

今回の幹次郎は最後に裏同心らしい捕物があるものの、殆どは民事関係のお節介に駆けずり回っていた。
八代目就任に向けて人格を印象づける著者の狙いだったのかな？

2020/11/13

玉藻にも子ができ、七代目四郎兵衛も爺様になろうとしていた。また、桜季は三浦屋に戻り高尾太夫の振袖新造になろうとしていた。そんな中、売れっ子の姉妹見番芸者が吉原の禁忌を犯し客と床入れをしているとの噂を皮切りに、掏摸騒ぎから村崎同心の謹慎、郭内に押し込み強盗と展開し、幹次郎はこれらを解決して吉原会八代目の就任へと進む。また、汀女の計らいで麻の思いにこたえることになる。

2020/10/25

通算では30作目になる。今回の見所はある意味村崎同心の使い方かな。いや、見事な連携でした。そして、幹次郎に大きな転機が訪れる

2020/02/23

吉原裏同心　神守幹次郎が、吉原の中の難題を次から次へと片づけていく。
最初に新吉原郭内図が、書かれており、どこで何が起こっていたのかが、よくわかる。

幹次郎の為すことで、七代目の頭取四郎兵衛も、大変だと、想像してしまう。
未だ、吉原で、過ってなかった事ばかり。
薄墨大夫を後見人の幹次郎の住まいへ同居したり、桜季を西河川から三浦屋へ戻したり、と、、、、今までになかった展開。

そして、玉藻も懐妊。
四郎兵衛に孫が、出来る。八代目か？？？

村岡同心の野心が、、、裏目になるのだが、幹次郎が、自分の命を賭けても、郭内の盗賊襲撃を食い止める。

最後は、幹次郎が、八代目になることが、内定のようになってしまった。
この後が、楽しみになって来た！

2019/11/15

裏同心抄の五冊目。
裏同心抄六冊目より後になってしまいましたが、五冊目はまだ決意を新たにしただけだったのですね。
それから桜季の再出発。
初音にとっての再出発。
玉藻の妊娠発覚。
老舗引手茶屋の掟破りと次の六冊目に繋がる新たな決意への展開がみられます。
でもやっぱり汀女さんの心根は、同じ女としては無理。
何となく玉藻さんに子ができたことで、自身の子のいないことにも引け目を感じていて、麻と幹次郎をたきつけているのではと勘ぐってしまうのでした。

2019/07/31

第五弾
玉藻の懐妊で動きが、禁を犯す芸者、定廻り同心の地位を狙う隠密同心、掏りの拘束から吉原を狙う極悪集団
最後は吉原会所の後継に

2019/07/13

すごい
八代目ですか・・・こんなに面白くなると思っていなかった
思い入れのある作品のその後みたいな、サザエさん的作品だと思い込んでいました（笑）

2019/06/27

吉原裏同心の仕事も充実し、なくてはならない人になった幹次郎．足抜け未遂を起こした桜季も三浦屋に帰り、一息ついた時に、上州の盗賊一味の動向が。。。

ますます充実ぶりを見せるシリーズ。
どこへ行き着くか。

2019/05/27

内容紹介

廓の用心棒・神森幹次郎は、姉妹の売れっ子見番芸者が、禁忌を犯し客と床入りをしているとの噂を聞く。同時に年の瀬、煤払いの賑やかな吉原で、二人の間抜けな掏摸が捕まる。二つの小さな出来事の陰には、吉原を貶める大胆な企てが蠢いていた。命を懸け大捕物に挑む幹次郎は、苦悩の果てに、新たな使命を心に誓う事になる。
急展開を迎えるシリーズ第五弾。

令和元年5月26日～27日