チームワークの教科書 の商品レビュー
発刊がコロナ前なのと、論文は古めのものもあります。 普遍的な部分だという話もあるかもですが、それであれば改めてチームワークについてはまとまっている新刊の方が良いかもと思います。
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面白い話もあったが、いくらなんでも直訳すぎて頭に入ってこないポイントも多かった。 新しい発見があったというよりは、「わかるわかる」と頷きたくなる本だった。
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内容自体は悪くはないと思うのだけど、色んな意味で"合わない"本だった。 内容は、ハーバード・ビジネス・レビューの論文から、チームワークに関するものを抜粋して10本掲載している。なので、教科書とタイトルが付いているが、教科書のように全体として体系立っているわけ...
内容自体は悪くはないと思うのだけど、色んな意味で"合わない"本だった。 内容は、ハーバード・ビジネス・レビューの論文から、チームワークに関するものを抜粋して10本掲載している。なので、教科書とタイトルが付いているが、教科書のように全体として体系立っているわけではなく、内容は割と雑多。 そのため、自分の興味や課題意識に合ったテーマの記事があるかが問題なのだけど、そういうのが少なかったのが、合わなかった理由の一つ。 あと、議論がどうもスッと入ってこない感じがしたのが、合わなかった理由の二つ目。 論文という体裁のせいなのか、欧米人の論理展開のやり方なのか、翻訳の問題なのか、あるいは私の読解力の問題なのか、、、 この辺は相性な気がしていて、★は2にしたけど、本書の内容自体が悪いということではないかな。
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ハーバードビジネスレビューで過去に掲載された論文の中から、チームワークに関する選りすぐりの論文10個が掲載されているということで、期待を持って読みましたが、全般的に面白く拝読しました。特に前半に書かれている論文は面白いものが多かった印象です。 最も面白かったのは1本目のMITペ...
ハーバードビジネスレビューで過去に掲載された論文の中から、チームワークに関する選りすぐりの論文10個が掲載されているということで、期待を持って読みましたが、全般的に面白く拝読しました。特に前半に書かれている論文は面白いものが多かった印象です。 最も面白かったのは1本目のMITペントランド教授の「チームづくりの科学」。これこそデジタル時代のチーム作りの科学そのものでしょう。彼のアプローチと3つの視点(熱量、探索、関与)はまさに核心をついていると感じました。 次に面白いと思ったのは、リンダ・グラットンらの書いた「協働するチームの秘訣」。大規模、バーチャル、多様性、専門性という4つの要素はチームワークの成功要因でもあるが阻害要因でもある、という主張は大変納得できました。ダイバーシティの議論は企業経営の重大イシューになっていますが、そのプラスの側面ばかりを強調するのではなく、本論文が主張しているように、うまく取り組まないと多様性はチームワークを阻害する要因にもなりうるんだ、というのは皆さん頭の片隅に置いておくべきでしょう。 テレサ・アマビールらによる「インナーワークライフの質を高める「進捗の法則」」は、一度読んだことがあり感銘を受けていたのですが、改めて素晴らしい研究だと思いました。チームメンバーは評価制度やインセンティブよりも、仕事そのものが進捗することで満足感を得るのだ、という重要な発見が紹介されています。 そのほかチームにもEI(感情的知性)があるのだという論文や、コンドルセが述べている投票のパラドクス(どんな意思決定も少数派の意見を採用してしまうというパラドクス)をもとに、意思決定の難しさを論じた論文など幅広いトピックに知的好奇心が刺激されました。短時間で読めるのでおすすめです。
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# 目標がチームと個人の生産性を上げる ## 面白かったところ - 海外の事例を通して、チームの生産性や突き当たる問題に対する新しい知見を見られること ## 微妙だったところ - 最新の知見の割に、実験の詳細や具体的な数字が出てくる事例が少ない - 個々人と言うよりはチ...
# 目標がチームと個人の生産性を上げる ## 面白かったところ - 海外の事例を通して、チームの生産性や突き当たる問題に対する新しい知見を見られること ## 微妙だったところ - 最新の知見の割に、実験の詳細や具体的な数字が出てくる事例が少ない - 個々人と言うよりはチーム単位での話が多いと思ってたけど、割と個々人の話が出てきて見当違いだった ## 感想 近年のハーバード・ビジネス・レビュー論文のまとめって言うから、期待値高めで読んだ。チームの一員としてかなり納得できる話はあったし、この本を読んで上司が思い悩むネタも少し学ぶことができた。 達成すべき目標を定めること。目標を達成するためには様々な選択肢が出てきて、コストやベネフィットを比較して自分たちにとって最適な選択肢を取り続けることができる。 目標が正確だと、外部からの評価もより正確さが増す。 普段スクラムで開発していて、スプリントゴールを決める活動がこれだと思った。 様々なタスクが列挙されている中で、スプリントゴールに達成するものを最優先として執り行う。この基準があることでタスク選択の柱が成り立ち、より作業に集中できる。 スプリントゴールはチームに対して顧客に届けたい価値を分割したものの1つだと解釈しているから、確実に一歩を歩むことができる。 アジャイル、スクラムの人にとっては面白い本かもしれない。 # ハーバード・ビジネス・レビュー #チームワークの教科書 #チームワーク #アジャイル #スクラム
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チームのEIを高めるのが大事なのかもしれないなと思うのと同時に自分がやっていることはそれかもしれないという気づきを得た
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組織のあり方を学びたくて、探していたなかで本書を見つけました。少し難しい内容でしたので☆4としましたが、良書。 組織のなかで、度々、人間関係や多数で物事を決めることのジレンマってあると思うのですが、その課題や打開策の考え方を示したというべきか。 いや人間なので、コレが正解は無いけれど。 それは、調査し、企業をサンプリングした結果を示していることでも明らかで。 根本は膝を突き合わすということだけど。闇雲な膝の突き合わせ方は、やっぱり意味がないと実感したのでした。
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HBRのテーマ別教科書のチームワーク編。 とある事情で別の教科書を気になっていたんだけど、こちらを偶然発見し、読了してみた。 過去のテーマ別分野をコントリビュートする形で載せているので、なかなか読み応えがあった。 色々とチームワークに関しては興味深い内容だった。 成果につながるコミュニケーション3要素 1,コミュニケーションの熱量 2,チーム全体への関与 3,外の世界へと向かう探索 データを活かすための3ステップ 1,ビジュアル化 2,研修 3,業績の向上 チーム作りの5条件 1,チームは「リアル」でなければならない 2,チームには絶対的な方向性が必要である 3,チームにはチームワークを発揮させる仕組みが必要 4,チームには支えとなる組織が必要である 5,チームには専門のコーチングが必要である チームのパラドクス(成功要因にも阻害要因にもなる) ・大規模チーム ・バーチャル・コラボレーション ・多様性 ・教育水準の高さ 協働するチームの8つの取り組み 1, シグネチャープラクティスに投資する 2,コラボレーションの手本を示す 3,ギフトカルチャーを生み出す 4,コラボレーションスキルを習得させる 5,連帯感を育む 6,仕事も人間関係も大切にするリーダーを選ぶ 7,息の長い人間関係を築く 8,個人の役割は具体的に、任務の遂行方法については曖昧にしておく 仕事が意義を失うとき ・社員の仕事やアイデアの重要性を顧みない ・仕事に対する社員の当事者意識を失わせる ・いまの仕事が日の目を見ることはないと発する ・顧客の優先順位の予期せぬ変更を社員に伝え損なう 「進捗の法則」「進捗のループ」 チームダイナミズムのモデル ・メンバー間の信頼関係が築かれている ・メンバー個々がグループへの帰属意識を持っている ・各メンバーがグループの強みを認識すること チームEIの規範を築く ・公式なチームリーダー ・非公式ながら実質的にチームのリーダー役となっている者 ・勇気あるチームメンバー ・トレーニング ・企業文化や組織風土 チームの行く手を阻む4つの問題 1,直接的コミュニケーションと間接的コミュニケーションの差 2,英語の問題 3,組織階層と権限の違い 4,意思決定ルールの不一致 マネジメント戦略 ・適応:チーム内に文化的相違があることを認め、意識する ・組織構造への介入:チーム形態を変える ・組織運営への介入:チーム規律を設定。職位の高いマネージャーの関与 ・放出:どの対策でも効果がなければ、メンバー放出 マネジメントチームの行動様式6つの戦術 1,多くの情報を活用し、事実に基づいた議論をする 2,議論の水準を高めるため、多数の選択肢を策定する 3,チーム全体の合意による目標を共有している 4,意思決定プロセスにユーモアを取り入れている 5,バランスの取れた権力行動を維持している 6,コンセンサスを強要することなく、問題を解決する 3つの戦略 1,個人の人格でなく、議題に的を絞る 2,可能な限り最善の決定にいたることを目指して協力し、決定をください 3,意思決定プロセスを公平で平等なものにする ◆目次 1章 チームづくりの科学 2章 チームワークの嘘 3章 チームとグループは異なる 4章 協働するチームの秘訣 5章 インナーワークライフの質を高める「進捗の法則」 6章 チームEIの強化法 7章 多国籍チームのマネジメント 8章 決められないチームへの6つの対処法 9章 ヴィルトーゾ・チームのつくり方 10章 チーム内の対立を防ぐための戦術と戦略
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