今森光彦写真集 オーレリアンの庭 の商品レビュー
緑の中で深呼吸するような本。 長い歳月をかけて作り上げた庭は, 人と生き物が共存する自然空間,里山。 蛹や卵の姿で春を待たずに,成虫で越冬する蝶を見ると命の尊さを感じる。
Posted by
蝶が好きな写真家が、琵琶湖をのぞむ里山に田園風景を残したアトリエを建て生活しています。 手を加えながらも自然に溶け込ませ庭づくり、雑木林づくりをし、蝶やほかの生き物たちを呼ぶための様々な植物を植えたり、既存の植物を残したり。 生きものの生態を知り、自然とともに生きている姿に憧れ...
蝶が好きな写真家が、琵琶湖をのぞむ里山に田園風景を残したアトリエを建て生活しています。 手を加えながらも自然に溶け込ませ庭づくり、雑木林づくりをし、蝶やほかの生き物たちを呼ぶための様々な植物を植えたり、既存の植物を残したり。 生きものの生態を知り、自然とともに生きている姿に憧れます。 写真集であるのですが、写真の隅に、エッセーのようにその写真にまつわるコメントが載っていて、著者の生き物や自然への愛を感じます。季節の移り変わりを全身で感じて生活しているのがよく分かります。 そして、著者が小学生のころから趣味のように続けてきた自然をモチーフにした切り紙も掲載されているのですが、その腕前が素晴らしいの一言。プロです。実際に作品集も出版されたりされているようです。 随所に、日本の原風景とともに生きる姿が浮かび上がってきます。 耳を澄ませ、目を皿にして、身近なものに目を向ければ、そこには小宇宙が広がっているのだ、と嬉しくなりました。 自分でも、小さな些細と思われる自然に目を向けてみようと思えました。
Posted by
大好きな写真家。風景や蝶、庭、木、花、虫などさまざまな写真に反応しておしゃべりしていました。 2歳1ヶ月。
Posted by
- 1