キッド の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最新の監視社会の情報が多数描写されたお話。スノーデンの書籍以上に現在は進んでいるのだなと驚きと怖さを感じました。本筋の物語としては、最後の真因がイマイチわかりにくく曖昧な印象。続編がありそうですが、その時は志水と城戸が共闘するのか、鴨志田の誤解?は解けるのか?楽しみではあります。
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元自衛隊特殊部隊、傭兵経験者の城戸が中国人要人の警護を依頼され来日。しかし警護対象が秘書に射殺されその秘書も自殺,木戸は追われる身となるがその原因は彼の過去にあった…。監視システムの粋を尽くして追跡する公安警察との対決の行方は。アクションと監視社会の描写が見所の作品。
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元自衛隊レンジャーの城戸。上海の商社マン・王の護衛を依頼される。しかし、王とその秘書は殺されてしまう。殺人の濡れ衣を着され、警察より逃げる城戸、罠にかけられたのか。昔の知り合いを頼り事件の裏を暴く、突き進む。 スパイアクションものを書くとは思わなかったな。こういうのは好きだけれど...
元自衛隊レンジャーの城戸。上海の商社マン・王の護衛を依頼される。しかし、王とその秘書は殺されてしまう。殺人の濡れ衣を着され、警察より逃げる城戸、罠にかけられたのか。昔の知り合いを頼り事件の裏を暴く、突き進む。 スパイアクションものを書くとは思わなかったな。こういうのは好きだけれど。情報は丸裸にされてしまう監視社会なのね、と怖くなる内容(監視についての内容が多かったね)。楽しめたけれど、もう少しスカッとするものがあっても良いかなというところ。 敵もまだ生きているし、続編があるのかな。公安・志水の活躍も見てみたいな。
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元自衛隊員と公安警察と謎の殺し屋との対決を描いたサスペンス。裏に潜む陰謀や国際的な謀略等々骨太なイメージの作品だけれど。最新の監視システムをかいくぐり真相を追い求める城戸の行動にははらはらどきどきが止まりません。 後ろ暗いところがなければ防犯カメラ等が整備されているのは安心と感じ...
元自衛隊員と公安警察と謎の殺し屋との対決を描いたサスペンス。裏に潜む陰謀や国際的な謀略等々骨太なイメージの作品だけれど。最新の監視システムをかいくぐり真相を追い求める城戸の行動にははらはらどきどきが止まりません。 後ろ暗いところがなければ防犯カメラ等が整備されているのは安心と感じますが。しかしここまで何もかも監視されているとなると……やや恐ろしい気もしてきます。「国を守るため」と言われれば反論はできないのだけれど。しかし「国益」としてあんなことが見過ごされていたとしたら。それこそ何が正しいのかが分からなくなってしまいそうです。
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城戸は自衛隊の精鋭だったにもかかわらず、今は香港でリスクマネジメントの仕事をしている。中国の会社の専務、王のボディガードとして一緒に来日した。すると、専務は殺害され、城戸は警察から逃げた。この会社は北朝鮮への密輸を手がけているようだ。追う週刊誌記者、公安。王が死ぬ時に残したbai...
城戸は自衛隊の精鋭だったにもかかわらず、今は香港でリスクマネジメントの仕事をしている。中国の会社の専務、王のボディガードとして一緒に来日した。すると、専務は殺害され、城戸は警察から逃げた。この会社は北朝鮮への密輸を手がけているようだ。追う週刊誌記者、公安。王が死ぬ時に残したbaitという言葉・・・ 評価が難しい。面白いと言えば面白いし、それほどでもと言えばそれほどでもない。 尾行や盗聴などの公安のテクニックが具体的で面白い。しかし、真相は想像していたものよりスケールが小さいような気がした。また犯行の動機もあまりピンと来なかった。
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著者の得意分野とも言えるハードボイルドものだが、スパイ要素もある上、両陣営に肩入れしたくなる人物がいて楽しめた。最後、勢力図の種明かしが意外性を求めすぎたのか、イマイチ理解できずマイナス1。
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途中までは公安対元自衛官に加えて中国の影も見え、スリリングな展開だったが、終わりがあまりに唐突でそれまでのことが全て台無しになってしまった感が否めない。期待感を高めながら読めていたので残念でならない。
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