フーバー大統領が明かす日米戦争の真実 の商品レビュー
日本人なら一度は読むべき本。
2020年1月読了。 フーバー大統領が語る回顧録に、ここまで詳細な記録が残していたとは、大変な驚きでした。 この本のタネ本にあたる原書は、2011年にアメリカで出版され、2015年には日本語訳も出版されていたのに、全く話題に成らなかったのは、日本のメディアが恣意的にスルーした...
2020年1月読了。 フーバー大統領が語る回顧録に、ここまで詳細な記録が残していたとは、大変な驚きでした。 この本のタネ本にあたる原書は、2011年にアメリカで出版され、2015年には日本語訳も出版されていたのに、全く話題に成らなかったのは、日本のメディアが恣意的にスルーした結果なのだと思うと、背筋が寒くなりました。 もっとも、現代でも母国で人気の有るルーズベルト大統領の悪事を暴露した内容ですから、向こうでの評価もさほど高くなかったのかもしれませんが…。 但し、日本人にとっては正直「聞き捨てならない」内容に満ち溢れています。 アメリカとの直接対決を、日本は全く望んでいなかったにも関わらず、泥沼の戦争~原爆投下まで、全てアメリカ大統領ルーズベルト、そしてアメリカ政府中枢内に巣食う共産主義者の陰謀であったと言うこと、そしてそれを暴いたのが元大統領であったこと、アメリカを第二次大戦に引きずり込んだのは、疑う余地無くチャーチル首相の仕業で有ると言うこと…等々、 本当に目からウロコがポロポロと落ちるようでした。 これでは「日本陸軍と政府の暴走」などと言う、今までの固定的な歴史観は根底から覆される事に成ります。 この本は大変失礼ながら、外側の装丁も付いている帯も「キワモノ」的な為、余程興味が有る人しか、書店に置かれていても手に取らない様な感じがしますが、そんな事は関係無く、好き嫌い無く手にとっていただきたい、現代だからこそ読むべき素晴らしい歴史書(の解説本)です。 原書が、ハードカバーで上下巻と大著の為、この本で要点を浚ってくれているのは大変意義の有ることだと思います。疑われる方は原書を当たって頂きたい。
左衛門佐
この手の書籍は読まないのだけど、 一つの意見として読んでみた。 いろんな、この当時の歴史を学んできて 思ったのはアメリカはなぜ、ソ連と組み 中国を助けたのか? その疑問が解けるような内容であった。 なるほど、そういうことだったのか。 見方を変えると意外に単純なことかもしれない。
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