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老人ホーム リアルな暮らし の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/07/20

・介護職員の多くは目指して職員になったわけではない。介護職員に対し、高いハードルを求めない。そうしないと人手不足は解消しない。 ・医療のゴールは治る、痛みが止む、死ぬ。介護はわかりやすいゴールがない。

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2022/05/31

母がホームの自立棟に居るのである程度中の様子は知っているが、職員側からの視点が分かり参考になった。 一緒に暮らせない事情がある以上、入居の選択は間違っていなかったと思うが、本人にもこういう本を読んでいて欲しかった。分かった上で入居して欲しかった。 自立棟とはいえ、集団生活の中では...

母がホームの自立棟に居るのである程度中の様子は知っているが、職員側からの視点が分かり参考になった。 一緒に暮らせない事情がある以上、入居の選択は間違っていなかったと思うが、本人にもこういう本を読んでいて欲しかった。分かった上で入居して欲しかった。 自立棟とはいえ、集団生活の中ではすべて自由には出来ない(コロナ禍では尚更)が、その分見守ってもらえている安心感を得られている。その為の老人介護施設だと思う。 その中でも生きがいを見つけ、穏やかな日々にもちょっとした楽しみや幸せを感じながら過ごせるかどうかは本人の意識次第だと思う。 エピソード集はリアルで面白かった。 自分もこんなふうに歳を重ねたいと思える女性のエピソードはずっと覚えていたい。

Posted byブクログ

2021/03/09

老人ホームの実態はひどいぞ、外面に騙されたらあかんぞ、みたいな本かと思ったら全然逆だった。 むしろ、ホームの生活は、素晴らしいとは言わないが、ありだという。 元職員で、その経験を踏まえ、ホーム生活の実態と、職員の実態、給与水準や、要求すべき内容、今後への提言とか目うろことまで行...

老人ホームの実態はひどいぞ、外面に騙されたらあかんぞ、みたいな本かと思ったら全然逆だった。 むしろ、ホームの生活は、素晴らしいとは言わないが、ありだという。 元職員で、その経験を踏まえ、ホーム生活の実態と、職員の実態、給与水準や、要求すべき内容、今後への提言とか目うろことまで行かないまでも、新鮮な内容であった。 母が長年高齢者向けマンションに住み、現在長期入院療養中であること、自分自身も先日、病院だが、入院する経験があったこともあって、非常に身につまされる。 最終章の、入居高齢者のエピソードも面白かった。

Posted byブクログ

2020/08/29

1965年生まれの著者は、民間介護施設紹介センター「みんかい」の経営に携わっているそうです。 58頁に、「廃用性症候群」という用語が出てくる。 何かというと、下記のとおりで、某所からの引用ですm(__)m 介護保険上の特定疾病のひとつです。身体を使わないことから起こる機能...

1965年生まれの著者は、民間介護施設紹介センター「みんかい」の経営に携わっているそうです。 58頁に、「廃用性症候群」という用語が出てくる。 何かというと、下記のとおりで、某所からの引用ですm(__)m 介護保険上の特定疾病のひとつです。身体を使わないことから起こる機能低下のことをいいます。体力だけではなく、意欲や記憶力の低下などが現れます。 日常生活で自分の身の回りの事は自分でやっていれば、体力は維持されます。しかし日常生活のなかで周りの人が、必要以上の介助・介護をしてしまう傾向があります。その結果、身体能力は低下し、それを廃用性症候群と言います。症状として、関節の動く範囲が狭くなり、関節拘縮を起こし、筋肉の力が低下してしまったり、意欲や記憶力が低下などです。寝たきりの原因のひとつです。 75頁まで読んで、中断。

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2019/12/01

どちらかというと富裕層向けの老人ホームの話のように思えた。 初心者向けかも。 払ってもいい金額:400円

Posted byブクログ

2019/06/29

エピソード集はとても不謹慎ながら面白かった。人の最期はその人となりをよく表すと思わされる数々の逸話があった。本に囲まれながらページを開いたまま亡くなるといった自分も参考にしたいような例もあった。終末期というのは一見悲しいもののようだけれど、花火のグランドフィナーレのようなものでで...

エピソード集はとても不謹慎ながら面白かった。人の最期はその人となりをよく表すと思わされる数々の逸話があった。本に囲まれながらページを開いたまま亡くなるといった自分も参考にしたいような例もあった。終末期というのは一見悲しいもののようだけれど、花火のグランドフィナーレのようなものでできるだけやりたいことを自由に存分にやるべきなのだと思う。

Posted byブクログ