社会学用語図鑑 の商品レビュー
素晴らしくわかりやすい社会学のガイド本。解説も要領を得ていて非常に適切。本書をきっかけに気になる内容は原著のあたり、折に触れて本書に戻ってきたい。
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マルクス、デュルケーム、ミード、フロム、フーコー、マクルーハンなど名の知れた学者しか知らなかい程度の浅学だが、だからこそ1800年代から通して社会学を俯瞰してみていけるのは素晴らしい。深くまで突っ込んで、というわけには当然行かないが、それでも、社会の変化とともに社会学がどのように...
マルクス、デュルケーム、ミード、フロム、フーコー、マクルーハンなど名の知れた学者しか知らなかい程度の浅学だが、だからこそ1800年代から通して社会学を俯瞰してみていけるのは素晴らしい。深くまで突っ込んで、というわけには当然行かないが、それでも、社会の変化とともに社会学がどのように変わってきたのかを理解でき、それがまた現代社会の様相の捉え方が確かにそうだ、と腑に落ちるところもいい。現代の社会学を知っておくことは大事だ。とりわけ、近代から現代へ、ブルデュー、ネグリ、ライアン、デギンズンといった知らない人ばかりの洞察には、刺激いっぱいでぜひ読んでいただきたい一冊だ。
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なかなか取り付きにくい社会学の抽象概念を、かわいいイラストとともに説明してくれる本。 学者や用語を単体で紹介していくのではなく、学者や用語の間の関連性や影響関係もわかりやすくまとめてくれています。 また、原著の情報も載っているので、気になったものを見つけて原著に当たることもでき...
なかなか取り付きにくい社会学の抽象概念を、かわいいイラストとともに説明してくれる本。 学者や用語を単体で紹介していくのではなく、学者や用語の間の関連性や影響関係もわかりやすくまとめてくれています。 また、原著の情報も載っているので、気になったものを見つけて原著に当たることもできます。 毎晩寝る前に10分ほど読む習慣をつけていたのですが、この本のおかげで布団に入るのが楽しみになりました! 堅苦しくもないけど噛み応えのある良書だと思います。 (東京大学大学院博士課程 宮川慎司)
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哲学用語図鑑の著者による新作。哲学と通ずるところもあるが、それと比べると馴染みのある人物や用語が少なく、その分学びも多かった。社会に関する漠然と持っていたイメージが少し言語化されて整理できたように感じる。 個人的には現在の世界に対する悲観は大きくないものの突然突きつけられるリスク...
哲学用語図鑑の著者による新作。哲学と通ずるところもあるが、それと比べると馴染みのある人物や用語が少なく、その分学びも多かった。社会に関する漠然と持っていたイメージが少し言語化されて整理できたように感じる。 個人的には現在の世界に対する悲観は大きくないものの突然突きつけられるリスクの大きさはひしひしと感じる。一個人としても集団の一人としても知識と意思を鍛えないと。
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辞典ではなく、図鑑なので、見開き一ページを使っての解説です。 中高以上は、一冊あると便利。 2019/05/30 更新
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理系の自分には縁の遠い社会学ですが、たまたま巡りあったので読んでみました。時代ごとに大きく3つに分かれており、その中で最初は人物、次に用語の順に解説があります。正直まだ消化不良ですが、なんとなく現代が大変な時代に入ったことはわかりました。
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社会学の入門書にはピッタリ。 既に学んだ内容が多かったが、知識の確認になるので定期的に見返したい。それくらい良書。
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