イシイカナコが笑うなら の商品レビュー
どのジャンルに分類していいか、ちょっと私にはわかりません。 でも、「不思議な力」をくれる本です。 私のフォロワーをしていただいている方ならわかるかもしれませんが、私は今天文台に勤めています。 だけど実は、夜空の案内はまだやらせてもらえません。 今はまだ修行中の身で、主に太陽の観察...
どのジャンルに分類していいか、ちょっと私にはわかりません。 でも、「不思議な力」をくれる本です。 私のフォロワーをしていただいている方ならわかるかもしれませんが、私は今天文台に勤めています。 だけど実は、夜空の案内はまだやらせてもらえません。 今はまだ修行中の身で、主に太陽の観察(太陽を目視しては絶対にいけません!)をお客様にしていただいています。その時大切にしているのが、宇宙のスケールをお客様にお伝えすることです。 特殊な望遠鏡を使って、太陽を投影すると黒点も見えます。単純に、宇宙のスケールを説明するのに、よく使うのが「ここに投影されている太陽を基準に考えると、私たちの住む地球は、この小さな黒点1つになります。」というセリフです。 それほど小さな地球の上で私たち全人類は、人類だけではなく、動物たちも植物たちも、泣いたり笑ったりして(植物の喜怒哀楽は私にはよくわかりませんが笑)生きていると。 ちなみに、黒点の大きさもいろいろありますが、大体は鉛筆の芯の先位です。 それに比べて宇宙がいかに広いことか。 それだけ感じ取っていただきたいのです。 私はネタバレにつながるような感想を書かない主義なので、このような全然関係のない話をつらつらと書いてしまいました。 一読をお勧めします。
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なにこれ? 初期設定はとっても面白そうだったのに、どうしてこうなる? 登場人物の悩みがいちいちくだらない、何のために他人に憑依させた?人生のやり直しをするためなのになんで何も行動起こさない?自殺の真相がくだらなさすぎ、助けたはずなのに現実が何も変わらないって何のためのやり直し? ...
なにこれ? 初期設定はとっても面白そうだったのに、どうしてこうなる? 登場人物の悩みがいちいちくだらない、何のために他人に憑依させた?人生のやり直しをするためなのになんで何も行動起こさない?自殺の真相がくだらなさすぎ、助けたはずなのに現実が何も変わらないって何のためのやり直し? ただただ、ひたすらにつまらなかった。
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31歳の京平は高校教師。高校生の時自殺した同級生の幽霊と、高校時代に時を戻して「やり直し」の時間を生きる。やり直して別の人生を歩んでみたい。誰もが一度は願うこと。しかし別の人生を歩んでそこで後悔することはないのか、満足の人生を歩めるのか。やり直しできなかった後悔を自分の中で消化し...
31歳の京平は高校教師。高校生の時自殺した同級生の幽霊と、高校時代に時を戻して「やり直し」の時間を生きる。やり直して別の人生を歩んでみたい。誰もが一度は願うこと。しかし別の人生を歩んでそこで後悔することはないのか、満足の人生を歩めるのか。やり直しできなかった後悔を自分の中で消化し奮い立たせ一歩を踏み出す。勇気を持てば踏み出せる。「やり直しなんてできない。でも失敗が許されないわけじゃない」失敗を恐れずに前を向こう。
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考えさせられました。 後悔がない生活を送ってないから、あのころに戻れるならって。 作家さんで選んだので次の作品に期待したいです。
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14年前に自殺した同級生、石井加奈子の幽霊。過去に戻されて人生をやり直すはずが、なぜか自分ではなく同級生の身体に放りこまれてしまうという変わった設定で、面白かった。友人として過去の自分と会話するって、不思議すぎる。 機械的に動くだけじゃ、「いい先生」と思われるような仕事はできな...
14年前に自殺した同級生、石井加奈子の幽霊。過去に戻されて人生をやり直すはずが、なぜか自分ではなく同級生の身体に放りこまれてしまうという変わった設定で、面白かった。友人として過去の自分と会話するって、不思議すぎる。 機械的に動くだけじゃ、「いい先生」と思われるような仕事はできないと思うけどな。どうでもいいと思って仕事してたら、不登校の生徒を迎えに行くとか、めんどくさいことはしないだろうし、だからきっと元々いい先生だったんだろう。 やり直し事業でいろいろ見つめ直して、仕事への向き合い方が変わっていく。 加奈子はかわいそうだったなぁ。 あと、「いしいいいん」って言いにくい。
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高校の始業式当日に不登校の生徒を連れて颯爽と登場する31歳の菅野京平が主人公。 しかし菅野の本性は仮面ダメ教師だった。 かつての同級生の幽霊「イシイカナコ」に遭遇した事で菅野は高校生だった過去へ戻って人生をやり直そうとする。 タイムスリップ、他人の身体から身体への移動とフィ...
高校の始業式当日に不登校の生徒を連れて颯爽と登場する31歳の菅野京平が主人公。 しかし菅野の本性は仮面ダメ教師だった。 かつての同級生の幽霊「イシイカナコ」に遭遇した事で菅野は高校生だった過去へ戻って人生をやり直そうとする。 タイムスリップ、他人の身体から身体への移動とフィクション感満載の作品だった。 イシイカナコの提案する「人生やり直し事業」に参加する事で自分の本当の気持ちに気付いて行く成長ストーリー。 タラレバを言いだせばキリがない。 やり直しがきかない人生だから後悔しない様に生きたい。 中高生に読んで貰いたい作品。
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客観的にみることができたなら、低めのの自己評価や考え方を少しは変えることは出来るのかも。 それこそ甘ちゃんなんだろうけど、少しくらい変わった未来がみたかったな。 2022年90冊目。
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菅野京平は高校教師 ある日幽霊のイシイカナコに飛ばされて 高校時代の知り合い達になる カナコからのやり直し事業 別の人間にいれかわることで京平は人生をやり直せるのか 人には人生の分岐点がある 後悔もある 後悔をどう乗り越えるかが未来に繋がる 忘れなくていい でも飲み込まれるな、...
菅野京平は高校教師 ある日幽霊のイシイカナコに飛ばされて 高校時代の知り合い達になる カナコからのやり直し事業 別の人間にいれかわることで京平は人生をやり直せるのか 人には人生の分岐点がある 後悔もある 後悔をどう乗り越えるかが未来に繋がる 忘れなくていい でも飲み込まれるな、踏ん張れ 私は私のカッコ悪い人生を生きてやれ とこの小説を読んで思った
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再読。一体いつだっただろう。たとえ躓いても人生にはいくらでも選択肢はあると知ったのは。失敗しても、過去は無理でも未来はいくらでも変えられると解釈できるようになったのは。今置かれている世界が全てだと信じきっている若者たちに「あの失敗をやり直したらどうなるかな」とシミュレーションする...
再読。一体いつだっただろう。たとえ躓いても人生にはいくらでも選択肢はあると知ったのは。失敗しても、過去は無理でも未来はいくらでも変えられると解釈できるようになったのは。今置かれている世界が全てだと信じきっている若者たちに「あの失敗をやり直したらどうなるかな」とシミュレーションする心の余裕を持てたなら。どんな失敗も無駄にはならない、むしろ自分を省みて成長するよい機会なのだと前向きになれたなら。そう簡単ではない綺麗事だけど、誰の心の中にもイシイカナコがいてくれることを願う。
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人生で、あの時やり直しが出来るならと思う事はたくさんある。でもやり直しは、出来ない。しかし、失敗しても生きていれば次はある。
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