吉田健一ふたたび の商品レビュー
吉田健一についての評論集(とは一概に言い切れない構成だが)が、まさか新しく刊行されるとは思っていなかった。また選集が文庫で出てくれればいいのだが。 書き手が大勢いるので、それぞれの『吉田健一像』が浮かび挙がっていて面白い。特に宮崎智之の、児玉に旅したエッセイはつい笑ってしまった。...
吉田健一についての評論集(とは一概に言い切れない構成だが)が、まさか新しく刊行されるとは思っていなかった。また選集が文庫で出てくれればいいのだが。 書き手が大勢いるので、それぞれの『吉田健一像』が浮かび挙がっていて面白い。特に宮崎智之の、児玉に旅したエッセイはつい笑ってしまった。いやいやいやww 巻末のブックガイドは『現在、新刊で入手可能なものに限る』という縛りがついた親切設計。 但し、P287、『小説』カテゴリの『金沢・酒宴』のレーベルが『講談社「学芸」文庫』になっている。言うまでもないが『講談社「文芸」文庫』が正解w 恐らく『ちくま「学芸」文庫』とごっちゃになったんだろうな〜。 ※校正してる時ってこういうトホホな誤植にはほんっとに気付かないんだよなぁ。不思議。
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