天冥の標 Ⅹ(PART3) の商品レビュー
全巻、初版で買っていたけれども…という感じ。 ようやく読み終わりました~ 書かれた作者も長かっただろうけれども読んでいるだけの読者も長く感じました(笑)いや、時空が違うだろうけど。 というわけで最後はスケールがデカくなりすぎて、なんとなくふぅんという感じになってしまったり。ミス...
全巻、初版で買っていたけれども…という感じ。 ようやく読み終わりました~ 書かれた作者も長かっただろうけれども読んでいるだけの読者も長く感じました(笑)いや、時空が違うだろうけど。 というわけで最後はスケールがデカくなりすぎて、なんとなくふぅんという感じになってしまったり。ミスチフも悪、という位置づけではない方が面白かったかな~なんて読み終わってぼんやり思いました。対決というよりは進化、という解決策は面白いな。 色々と大きすぎて読み終わってはぁ~という感じ。 そういえば火星麦ってお話に何か関連があったんだっけ?とか思ったり。そのうちキチンと最初から読み返したいなぁ~
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
PART3ではカン類のアカネカ女王らカンム周辺に集結していた銀河団諸族らと、オンネキッツの進める超新星爆発を阻止しようと協力してゆくあたりから物語が再加速する。ノルとミスチフの最後。そしてダダーと化したアクリラの力もあり人類や諸族は爆発を生き延びた。…最後は地球に還り着いたMMS人類(カルミアンらも)と、地球で冷凍睡眠していた人々、そしてカン類らカンムから地球への帰還に同行した諸種族たちが、ともに助け合いながら緑豊かな惑星を再び築いたであろうことが想像できる。「青葉よ、豊かなれ」このサブタイが心に響く。 ついに読み終えた。遅読の上いろいろと他の本にも寄り道して、1年4ヶ月。いつも心のなかにメニー・メニー・シープがあった。現代の東京に話が戻ってきたシーン。青葉が一度捨てかけた手紙は、確かに千茅に届いていたんだな。標ってそれだったのかなと思った。
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ついに二か月以上に及んだこの旅も終わりかと思うと感慨深い これだけの長編でありながら、登場人物がただただ増える展開ではなく、一巻、二巻と密接につながる結末は素晴らしい 細かな迷走や?はあるけど、補って余りある熱量を持った作品であり、ぎりぎりまで疾走して、最後に落ちるとこに落ちたと...
ついに二か月以上に及んだこの旅も終わりかと思うと感慨深い これだけの長編でありながら、登場人物がただただ増える展開ではなく、一巻、二巻と密接につながる結末は素晴らしい 細かな迷走や?はあるけど、補って余りある熱量を持った作品であり、ぎりぎりまで疾走して、最後に落ちるとこに落ちたという感じ 思いっきりSFという舞台だけど、一級の舞台セットに負けない本物の物語が見れた これが原語で読めるのは何気に幸せと思った
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最後の最後にいまこのときとか…もう、もう! 実はこのシリーズ、納得のいかないことがあるのだ。それはついに10巻で触れられた。 それでも納得いかないままだ。しこりとして。そういうものも全部ひっくるめて、未来のひとつ、希望のひとつに浸れて幸せでした。つらく楽しかった
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怒涛の一気読み。17冊も積みかさねてきた物語の結末だけに、咽が詰まるような感情の波が半端ない。アクリラ、万歳…いや、億歳、兆歳。
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とうとう最終巻。時間をかけて読んだから、全てを理解できたわけではないけれど、すごい作品でした。どんどん世界が広がるエスカレーションぶりや、各巻色々な切り口が楽しめたこと、複線の妙(あまり理解できていないように思いますが…)など。あと巻末の資料集は本当にありがたかったです。感謝。
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感想書いてなかったか。 読了時にツイッターで書いたものを転記しておく。 終わったなあ……。あれだけ大きく広げた風呂敷を、最後に見事に畳んだ筆力は流石としか言い様がない。どこかで見かけた意見だけど、これが英訳されればトリプルクラウンいけるんじゃないかと自分も思うよ。素晴らしい一大...
感想書いてなかったか。 読了時にツイッターで書いたものを転記しておく。 終わったなあ……。あれだけ大きく広げた風呂敷を、最後に見事に畳んだ筆力は流石としか言い様がない。どこかで見かけた意見だけど、これが英訳されればトリプルクラウンいけるんじゃないかと自分も思うよ。素晴らしい一大叙事詩に心からの拍手を。 この感想を読んで、読了時の感じと物語を思い出した。 まあ、うん、簡単に書ける感想ではないw とにかくすごい作品だと、ただそれだけ。 発想と、語り口と、紡ぎ方と。 なにが、ではなく、すべてが、大きな一つの物語として。 歴史に残る作品だと思います。
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とうとう最終巻。これだけの長い物語をきちんと完結させてくれたことにまず感謝。予想していた物語とは結構違ったけど、よくもこれだけ複雑に絡み合ったストーリーを思いつくなぁと思う。アクリラがこの後どうなるのかちょっと心配。後日談をいつか書いてくれないかな。
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第1巻から想像のつかない展開。 大スペクタル。 まあ、さすがに恒星と恒星の激突は想像の斜め上なので。 長い長い道のりだったけど、結局ラスボスがよくわからず。 被展開体ってのが理解しきれなかったのかなぁ。と。 そんな実体のない、概念的なものが敵なのに植物で蔦を伸ばすとか言われ...
第1巻から想像のつかない展開。 大スペクタル。 まあ、さすがに恒星と恒星の激突は想像の斜め上なので。 長い長い道のりだったけど、結局ラスボスがよくわからず。 被展開体ってのが理解しきれなかったのかなぁ。と。 そんな実体のない、概念的なものが敵なのに植物で蔦を伸ばすとか言われてもなぁ…
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随分と壮大な構想で長きにわたって楽しませてもらったシリーズ。ありがとう。 このところ話がどう収束するのか?本当にこのままでまとまるのか?と心配していたのだがXのパート1〜3では、まとまりきらず少々強引な幕引き感もないことはない。 最近のSFを読んでいてふと思うのが、50年前のSF...
随分と壮大な構想で長きにわたって楽しませてもらったシリーズ。ありがとう。 このところ話がどう収束するのか?本当にこのままでまとまるのか?と心配していたのだがXのパート1〜3では、まとまりきらず少々強引な幕引き感もないことはない。 最近のSFを読んでいてふと思うのが、50年前のSFと想像できているテクノロジーのアイデアがあんまり変わらないなぁということ。確かに実際のテクノロジーや科学の発展で表現は進化してるのだろう。でも、昔の作家達が描いていたワープや人工知能、クローンとかを超える科学的な未来テクノロジーや未来社会って読んでみたいなぁ。
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