明治政治史(上) の商品レビュー
「薩長は皇国の柱石なり」このような烈しい誇負、使命感は藩閥勢力の国家的忠誠を支えるものであったとともに、民族革命から生まれた新しい国家体制の象徴となった天皇への彼らの讃仰の基礎となった。
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日本政治史の古典。脚注の引用史料には漢文(読み仮名も送り仮名もない)も多く容易ではないが、率直な書簡とか自由民権運動の内輪もめなどこぼれ話も多く、著者の拘りが感じられる。また、膨大な史実を扱っているにもかかわらず、文章も明快で、解説込みで500頁超を思わせない。 宣伝文にもある...
日本政治史の古典。脚注の引用史料には漢文(読み仮名も送り仮名もない)も多く容易ではないが、率直な書簡とか自由民権運動の内輪もめなどこぼれ話も多く、著者の拘りが感じられる。また、膨大な史実を扱っているにもかかわらず、文章も明快で、解説込みで500頁超を思わせない。 宣伝文にもあるように、民族革命=欧米列強の外圧に対する自立という観点からの通史のため、国内の階層対立についてはあんまり目配りはされていない。民衆はあくまでも客体として描かれている。
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史料の部分をじっくり読むのはしんどいので、スキップしてしまったが、本文だけ読んで、幕末から明治までの流れが、なぜそのような気運が盛り上がり、主人公たちはどのように考えて行動していたのか、というようなことがわかる。ダイナミックで、一本道ではなく、当事者ならではの悩みがいろいろあった...
史料の部分をじっくり読むのはしんどいので、スキップしてしまったが、本文だけ読んで、幕末から明治までの流れが、なぜそのような気運が盛り上がり、主人公たちはどのように考えて行動していたのか、というようなことがわかる。ダイナミックで、一本道ではなく、当事者ならではの悩みがいろいろあっただろうな。。と考えながらぼちぼち読む。
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