離職率75%低賃金の仕事なのに才能ある若者が殺到する奇跡の会社 の商品レビュー
コアバリューを、感覚ではなく言語で大切にしていることを明確にする。 ザ・ライン、という名で紹介されたコアバリューは、会社だけでなく個人的にも持っていることで、悩んだ時、困った時、失敗した時など、拠り所になると思う。 著者である清掃会社を立ち上げた女性は、自分をミレニアル世代、とい...
コアバリューを、感覚ではなく言語で大切にしていることを明確にする。 ザ・ライン、という名で紹介されたコアバリューは、会社だけでなく個人的にも持っていることで、悩んだ時、困った時、失敗した時など、拠り所になると思う。 著者である清掃会社を立ち上げた女性は、自分をミレニアル世代、という言葉で、表現しており、これは性別や国籍に関係なく、この年代の人びとは同じようなことを考え、行動しているのだろうなぁと感じた。 失敗と内省、そして次なるアクション、ということを繰り返している、単なるサクセスストーリーではなくクロウストーリーであることにも共感を感じるし、とても勇気付けられる。
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米国の清掃会社であり、清掃員はすべて学生であるという、スチューデント・メイド社のクリステン・ハディード氏による書籍。本会社の経営を通じた失敗経験およびそこからの学びについて、当時の様子が目に浮かぶほどに赤裸々に語られている。 具体的な学びは以下のとおり。 ・ミスを自分で取り戻す機...
米国の清掃会社であり、清掃員はすべて学生であるという、スチューデント・メイド社のクリステン・ハディード氏による書籍。本会社の経営を通じた失敗経験およびそこからの学びについて、当時の様子が目に浮かぶほどに赤裸々に語られている。 具体的な学びは以下のとおり。 ・ミスを自分で取り戻す機会を与えること。それにより学ぶことができ、自立心および自信を育むことができる。 ・無評価、匿名性、無関係であることはNGであり、Feeling気持ち、Behavior振る舞い、Impact影響の3点の順に評価を伝える。例えば、「私は失望している、あなたが30分遅れたことを、信頼してよいかわからない。」 ・会社のコアバリューを制定し、それに基づき採用および解雇を行っていく。 なかなかの良書でした。
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