レトルトパウチ!(7) の商品レビュー
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完結巻。平成のうちに読んでいたけど、どうしても感想が書けなかった本。地球最後の両想い。恋を超えた友情。揺らいだけど、貫き通したんだよねぇ。この先はどうなるかわからないけども。
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初読。全編を通して天我は一途であり、かつ優しい男だった。自分の恋心より相手を優先し、自分に一途な想いを寄せた人物のことを無下にしなかった。自分が一途だったからこそ、同じように過ごしてきた者の機微を感じ取り、それに反応することができたのだろう。 長くもあり、短くもある人生の中で、今...
初読。全編を通して天我は一途であり、かつ優しい男だった。自分の恋心より相手を優先し、自分に一途な想いを寄せた人物のことを無下にしなかった。自分が一途だったからこそ、同じように過ごしてきた者の機微を感じ取り、それに反応することができたのだろう。 長くもあり、短くもある人生の中で、今が一番だと言える瞬間が、一体何回あることか。何回しかないことだろうか。恋をしている時に限らず、それこそ一瞬一瞬をかけがえのないものだと認識して生活を送ることが、幸福の形の1つなのかもしれない。幸福なんてものは千変万化するものだし、生きることに必要不可欠なものでもないし、感情を言葉で定義することで、増幅するどころか束縛されることもあるような脆い存在だ。でも人間がいる限り、揺るぎなくそこにある。人と人が、ましてや男女が出会ったなら尚更のこと。お互いがお互いを探り合う限り、波が合う瞬間は必ず来るし、それにきっちりとお互いを合わせることも出来ると信じている。 他の主人公たちは、落ち着くところに落ち着いたと思う。「なれなかった」者たちや、青春を捧げて力の限り届けようとする者、ある意味で恋を成就させた者など。未来人カップルは、帰ったら大変そう。頑張って。皆の未来を応援します。ありがとうございました。 End mark. (2019/02/23) レトルトパウチ! 読了
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