学びの質を高める!ICTで変える国語授業 の商品レビュー
授業アイデアだけでなく校務としてICT担当となったら…のハウツーも掲載。ただコロナ前の内容でちょっと情報が古いかも(コロナで学校のICT環境が急速に変わったので)。ICT導入に難色を示す管理職はもういないでしょう。国語授業の実例集もいくつか。基本的な機能を使ったものが多いかも。
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国語の授業の可能性をICTから拡げていこうという視点のもとに書かれた本。 初版が2019年2月で、おそらく新型コロナの感染拡大や生徒達にタブレットやノートPCの支給・リモート授業などが始まる前だったと思われる。 それらを経た今、読むと、情報の古さも感じる。それだけここ数年で学校...
国語の授業の可能性をICTから拡げていこうという視点のもとに書かれた本。 初版が2019年2月で、おそらく新型コロナの感染拡大や生徒達にタブレットやノートPCの支給・リモート授業などが始まる前だったと思われる。 それらを経た今、読むと、情報の古さも感じる。それだけここ数年で学校でのICT教育の実践が広がり、教育書も増えたのだと考えられる。 タイトルに「基礎スキル」とあるように、2019年時点での基本的な情報は押さえられており、巻末にはICT用語集も載っているのが優しい。 豊福晋平氏が執筆した「諸外国と日本とのICT活用の違い」については、今、読んでも発見がある。 日本がICT機器の「技法」に注目し、機器を「教具」としてを扱っている一方で、諸外国では「環境」を整え、機器を「文具」として扱われているというのだ。 新型コロナの状況を踏まえて、これらの違いや差はどれだけ埋まったのだろうか。 現場の教員として、それらの視点を念頭に置いて実践をしていきたい。
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