マインドフルネス の商品レビュー
マインドフルネスに関する研究結果などについて、ざっと紹介し、そのビジネスへの実用度を解説しています。マインドフルネスは自律的な動機付けや、物事をニュートラルに俯瞰する視座を提供してくれます。それが結果的にビジネスという明確な目的達成に対しても有効だ、という主張ですね。また、リーダ...
マインドフルネスに関する研究結果などについて、ざっと紹介し、そのビジネスへの実用度を解説しています。マインドフルネスは自律的な動機付けや、物事をニュートラルに俯瞰する視座を提供してくれます。それが結果的にビジネスという明確な目的達成に対しても有効だ、という主張ですね。また、リーダーシップのマインドフルネスとは、他者のマインドフルネスを認めるやりざまである、という点に少し触れています。比較的導入的な書籍と思いました。具体的な手法等の解説はほとんどありませんので、マインドフルネスってどんなものなんだろーという方には良いかな、と。細かくセクションが分かれていて量も少ないので読みやすいです。
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マインドフルネスに関しての論文が多数載せられている。ある一つの論文にマインドフルネスの確かな科学的根拠のある効用は4つしかなく、1%しか正しいものはないという文章があった。これはこの本に記載されている論文全てを疑うべきか、それともこの本に記載されてる内容は1%なのか非常に気になる...
マインドフルネスに関しての論文が多数載せられている。ある一つの論文にマインドフルネスの確かな科学的根拠のある効用は4つしかなく、1%しか正しいものはないという文章があった。これはこの本に記載されている論文全てを疑うべきか、それともこの本に記載されてる内容は1%なのか非常に気になる。やはりエビデンスをしっかり確認するのは大切だと改めて認識させられた。 4つの効果 ①集中力が高まる ②ストレス下での平静維持 ③記憶力の向上 ④チームワークがよくなる マインドフルネスを日々行っている人は、行っていない人々と比べ上記が優れている。 注意点 論理的、合理的思考を深めるため行うもので、思考をなくすために行うものではない。 また他人に無理強いすることは決してしてはならない。 起床後、昼食前、就寝前に各10分マインドフルネスを行う。また1人での食事の際、食事に集中する。とにかく今ここに集中。意識が逸れても大丈夫。すぐに戻す。 新たな気付きを多く得るほど、その事象を好きになる。
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まず、マインドフルネスについての概要はよくわかった。HBRの論文は、ものによっては長く読みづらいものが多いが、本書に掲載のものはどれも短く読みやすい。裏を返せば内容が薄いとも言える。また、いくつかの論文は内容が重複して、必ずしもすべてを読む必要は無いように思った。 マインドフルネ...
まず、マインドフルネスについての概要はよくわかった。HBRの論文は、ものによっては長く読みづらいものが多いが、本書に掲載のものはどれも短く読みやすい。裏を返せば内容が薄いとも言える。また、いくつかの論文は内容が重複して、必ずしもすべてを読む必要は無いように思った。 マインドフルネスの本質は、つまるところ瞑想にあるように思ったが、どうなんだろうか? これは実践してみないとわからない。ちなみにほかの方の感想にあるように、やり方についてはそれとなくしか書いていないので、本格的に実践する場合はハウツー本が必要。
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マインドフルネス関連の論文を斜め読みできるが、(EIシリーズ全体に共通しそうだが)日本語版に寄せてとされる三宅陽一郎氏の序文がもっとも印象的である。 西洋的世界観で研究が進む人工知能が、「思考至上主義」的盲点に陥る懸念を抱えているのに対し、ゲームというキャラクターへの人工知能適...
マインドフルネス関連の論文を斜め読みできるが、(EIシリーズ全体に共通しそうだが)日本語版に寄せてとされる三宅陽一郎氏の序文がもっとも印象的である。 西洋的世界観で研究が進む人工知能が、「思考至上主義」的盲点に陥る懸念を抱えているのに対し、ゲームというキャラクターへの人工知能適応を進める三宅氏は、意識の限界を悟り、無意識が感じとるものに耳を傾けることを、東洋的な補完アプローチとして取り組んでいるという。 AIと人間の違いが意識されるようになると、このドグマは人間にも浸透し、「よく考え、行動せよ(さもなくば、テクノロジーに代替される)」というスローガンに鼓舞されるようになる、との指摘にはハッとさせられる。 スピード社会、過当競争ともいえるIT企業群の台頭、グローバリズムのなかでの仕事が細分化、複雑化、大規模化していく流れの影響で、仕事の内容はますます複雑に、 加速度的にスピードが速くなっていき、様々に分岐した細かな仕事に追われる構造の中に、私たちはある。 「人間の幸福の一つである、心と身体の全てを使って、目の前の仕事に集中する」ことを達成するために、現時点での一つの強力な解が、マインドフルネスという言葉で表現される禅的アプローチといことらしい。 本書が、瞑想だけがHOWではない、という通り、自分たちを取り巻く構造を意識し、自分の内側が平和で、冷静で、力に満ちた状態であることを意図することが、自分なりのHOWに近づく、第一歩であることを、この序文から学ぶことができる。
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瞑想が良いこと述べているが、瞑想の具体的な方法については書かれていません。 実践をしたい方には、必要のないものです。 瞑想を人に勧める際には、役に立つかも、と思う程度でした。
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要約すると瞑想はおすすめ!やり方は目を瞑って呼吸に意識を向ける!これだけ。要点だけ書こうと思えば2ページもあれば書ける内容。残りは瞑想による効果や注意点などが科学的根拠とともに書かれている。 しかしいざやるとなると難しいのが瞑想であるのがまた深い。
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マインドフルネスが有益であることは分かったが、どのようにその状態になるかはさらっと触れられているに過ぎない。また、複数の著者が異なる章で雑多な論説を進めており、結局マインドフルネス礼賛であること以上のメッセージはぼやけた。
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禅のことなのか、瞑想のことなのか、いま一つイメージがはっきりしない「マインドフルネス」について、分かりやすい言葉で表現されています。 まず、内省をすることを習慣にするために正しい「マインドフルネス」について知ることが大事なのがよくわかります。 applewatchにも「呼吸」...
禅のことなのか、瞑想のことなのか、いま一つイメージがはっきりしない「マインドフルネス」について、分かりやすい言葉で表現されています。 まず、内省をすることを習慣にするために正しい「マインドフルネス」について知ることが大事なのがよくわかります。 applewatchにも「呼吸」のアプリがついていますから、一日のうち定期的に時間をとること自体は、わりとできるようになってきました。 問題は、どこで内省するか、どうやってやるか、です。 どうしても仕事場で一人になれるところ、といえばトイレの個室くらいしかありません。正直なところ、あまり快適な場所ではないので、集中できるかといえば疑問です。 強制的な研修ではなく、自ら好んで行うこと。 じっくり、自分にとって本当に大事なことを見つめることに集中すること。 いつでもどこでもできそうなのですが、実際はかなり難しいです。 今、この瞬間、ここに集中する、というやり方がよく理解できました。 そういえば、ずっと以前から、 「今、ここ、修造」 といっていたのは松岡さん。 ご本人が心がけていたとおり、集中することの価値がよくわかります。 何も考えず、同じやり方だけをしようとすると、 「マインドレス」になってしまう、という書き方も、「フル」な状態と対比させることでよくができました。 行き帰りの電車の中で読める、手軽な良書です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いま、この瞬間に意識を集中する 1回1-3分の瞑想を1日数回 一度に数秒間だけ意識を集中(会議で耳を傾ける) 朝は横になって2分間呼吸を意識、出社して10分間呼吸を意識 10分間瞑想(自分の感覚・気持ち・思考を観察、呼吸を観察)
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