教養として身につけたいテクノロジー の商品レビュー
「ヒューマンインターフェース」に関する話題が多く含まれていた記憶がある。もちろん、これがテクノロジーの流れの全てではないが、この分野はSFとの相互作用が見られるため、特に最先端テクノロジーへの殺菌が難しいと感じる人にとって、とっかかりやすいお勧めの内容であるかもしれない。
Posted by
面白かった。最先端のテクノロジーを人間とのインターフェースに着目して最先端の動向を語ってくれる。 私がワクワクしたのが、人が移動することの概念が変わりつつあるのだというところ。「認知科学的な意識のみの移動」も選択肢に含まれつつあるというのだ。 映画「アバター」の世界がもうすぐそこ...
面白かった。最先端のテクノロジーを人間とのインターフェースに着目して最先端の動向を語ってくれる。 私がワクワクしたのが、人が移動することの概念が変わりつつあるのだというところ。「認知科学的な意識のみの移動」も選択肢に含まれつつあるというのだ。 映画「アバター」の世界がもうすぐそこにきているということなのかな?身体を人に貸すということも不可能ではないような実験も紹介されている。 ということは、場所の制約がなくなる世界が広がっていることになる。そんな世界で、家族の在り方、生活スタイル、教育、などにどのような変化をもたらすのかも考察されている。読んでいてワクワクが止まらなくなった。 これからも、著者が発信する情報に注目していこうと思った。
Posted by
【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27771636
Posted by
コンピュータテクノロジーが今後発展していくと、どのような未来が訪れるのかを考察されていて、もし本当にこの本に書かれているような未来がくるなら、法整備などをしっかり考えないといけないような不安要素もあるけど、それ以上に楽しみな要素の方が私にはあるように思いました。 今後は「スペシ...
コンピュータテクノロジーが今後発展していくと、どのような未来が訪れるのかを考察されていて、もし本当にこの本に書かれているような未来がくるなら、法整備などをしっかり考えないといけないような不安要素もあるけど、それ以上に楽しみな要素の方が私にはあるように思いました。 今後は「スペシャリスト」な仕事はAIに取って代わられる可能性があり、「ジェネラリスト」な仕事が残っていく。と、述べられている部分が、印象に残りました。今の私の仕事はどちらだろうかと考えさせられました。 今のうちに未来との差を縮めるための学習を始めなければならないと、考えなおすきっかけになりました。
Posted by
これから先、インタフェースの進化が物凄く楽しみになる反面で格差が無くなることに少し恐怖を感じた。 コロナのおかげでリモートが盛んになった今の世界で、実際に地域格差というモノが無くなっているように感じる。 どこの地域にいても同じように情報を受け取る事ができ仕事も可能になった。 P...
これから先、インタフェースの進化が物凄く楽しみになる反面で格差が無くなることに少し恐怖を感じた。 コロナのおかげでリモートが盛んになった今の世界で、実際に地域格差というモノが無くなっているように感じる。 どこの地域にいても同じように情報を受け取る事ができ仕事も可能になった。 PCを共有せずに製造や接客をすることはまだ難しいが近い将来、現実的になるのではないかと今は思える 空間、場所、外見、年齢の格差が無くなると 全世界の人が競争相手になるので日本の金銭的な格差は大きくなるのではないかと感じた 私はIT従事者なので3、4年以上先を見越して自らのスキルセットアップを考える事が出来ないとテクノロジーに代替えされてしまうというのはリアルに感じている。 全体の統括が出来る人というのも、そんなに数はいらない 本当に優秀な人だけが残る世界になるのだろう
Posted by
この人は相当にすごい。 若者を久しぶりに見た。 沖縄出身で琉球大学卒。 そこからたった4年で東大で博士号を取得する。 沖縄は大学進学率も低く、教育格差の最底辺だという。 これが、今後テクノロジーの進化で大きく変わって行く。 教育はもちろんオンライン化が進めば、地域による格差は無く...
この人は相当にすごい。 若者を久しぶりに見た。 沖縄出身で琉球大学卒。 そこからたった4年で東大で博士号を取得する。 沖縄は大学進学率も低く、教育格差の最底辺だという。 これが、今後テクノロジーの進化で大きく変わって行く。 教育はもちろんオンライン化が進めば、地域による格差は無くなる訳だ。 しかしそこは、沖縄ですらウカウカしていられない事情がある。 世界規模でこの教育格差が是正されていくのが、これからの時代なのだ。 今までは発展途上国でまともな教育を受けられなかった人たちと、今後は戦っていかなくてはいけない。 これはまさにグローバル化だ。 教育に限らないが、当然に仕事だってグローバルが基本になっていく。 フラット化する社会の中で、逆の格差が生まれていくという状態。 この格差は、本当の実力の差だ。 グローバル規模で実力がランキングされ、下位になればなるほど社会的にも幸福を享受しづらくなる。 今までは日本に生まれただけで恵まれていたが、そういうアドバンスがなくなってしまい、完全実力主義になるという。 ある面では正しいだろう。それが何年後の話なのか? 面白かったのは、人間の肉体すらシェアリングされていくということ。 これはSFではなくある意味でありえる話だ。 物理的に肉体が移動をするよりも、すでにその場所にいる人に、テックを使って遠隔で肉体を借りた方が効率的だ。 移動すらバーチャルになっている状態。 今はテレビ電話だって、バーチャルの一部であるが、それがVR化されていけば、疑似的な肉体シェアリングの状態になる。 後は物理的に「指を動かせたり」「足を動かせたり」憑依に近いけど、そんな事が出来れば、肉体の貸し借りは成立してしまう。 テックの力、電気信号で筋肉を直接動かす技術は既にできている。 これらの精度を高めて、実用化されれば、それは「肉体シェアリング」が可能な状態になってしまうのだ。 その頃には「自分の肉体、何時から何時まで貸しまーす!」に対して、ギャラを払って借りる人がいる訳だ。 すでに今の社会で浸透しつつあるマッチングなのだから、技術的にそんな難しいことではない。 実際に自分が移動することを考えると、ギャラを払っても現地の肉体を借りた方が案外と安上がりだ。 そう考えると、ビジネスモデルとして成立する可能性は十分にある。 テクノロジーの進化で社会がどう変わるか? 議論されつくされているようで「全然まだまだ」という印象を受けたのが面白い。 本書は「分かりやすく書いた」というが、実際理解するのは難しいかもしれない。 それでも今の時代に読んでおくべきとは思う。 (2020/3/21)
Posted by
今後数十年生きていくのが楽しみになる本。 凄そうな経歴を持ってテクノロジーの最先端にいる筆者が現在や今後テクノロジーがどう世の中を変えていくのか述べてくれる。 ボディシェアリングによる移動の革命、意識の移動 AI、ボディシェアリングによる教育の革命 さまざまな数値を取得できる...
今後数十年生きていくのが楽しみになる本。 凄そうな経歴を持ってテクノロジーの最先端にいる筆者が現在や今後テクノロジーがどう世の中を変えていくのか述べてくれる。 ボディシェアリングによる移動の革命、意識の移動 AI、ボディシェアリングによる教育の革命 さまざまな数値を取得できるようになることから実用化される信用スコア IoTによるスマートシティ など今後10年ほどで世の中は大きく変わっていく。バーチャルな世界で会議や娯楽が楽しまれるようになり、リアルで移動したり、スポーツしたりは少なくなりそう。 映画「レディプレイヤー1」の世界に近くなっていくと感じた。 今より格段に便利になると思うが、なんだか寂しさも感じた。 筆者はボディシェアリングによって身体は自宅でも心はハワイに飛ばすということができるようになるから娯楽の形は大きく変わる。と言うが、やはり飛行機で時間をかけて現地に行くことに価値があると自分は感じてしまう。VRや4Dで現地の音や匂い、触感を感じれたとしてもやっぱり現地に行くのにはかなり劣るのではと思ってしまう。 ボディシェアリングはビジネスではかなり使えるだろうが、旅行などの娯楽にはあんまり向かないかもしれない。 信用スコアというのも自分の人間性が必要以上にデータ化されてしまうのではと感じる。心拍数や表情からどういう時に緊張する人間なのかがわかるからそれを仕事の評価にも反映できるというけど、今はそういう目に見えないものをうまく隠す努力をして人間性を磨いていくものなのではと思う。それを全部数値でバラしちゃったら、改善のしようがなくなってしまう。 犯罪抑止とかそういう社会のマイナス面を少なくするという目的ではかなり有効だとは思う。 本の後半でもこうした優れた技術の発達に社会の制度整備や法整備を追いつかせていかないといけないという話がされた。技術の持ち主が人間である以上、うまく技術を使う方向に進んで欲しい
Posted by
インターフェイスの変遷と未来の姿を身体感覚、生活、社会がどう変わるかとても学べた。次のインターフェイスはBodySharingがテーマになる事は間違いないと思う。人の人体情報や行動情報を正確にインターフェイスに解析されると、生命科学とお金(信用)が発展するか考えるのは面白い。
Posted by
インターフェースがこれからの技術革新の鍵を握る。 とても読みやすい本です。 AIなど技術進歩によって変化著しい現代を生きるため 役立つアイディアが散りばめられています。 ボディーシェアリング当たり前の世界が、そこまで来ているという話は少し衝撃的でした。
Posted by
主に、AI、VRやARといったxR、BodySharingといったテクノロジーについての本。 サクサクと読めて、読みやすいと思った。 BodySharingという言葉はこの本で初めて知った。「身体も付随する感覚の相互共有によって身体を二人以上の複数人数で共有して使うこと」というこ...
主に、AI、VRやARといったxR、BodySharingといったテクノロジーについての本。 サクサクと読めて、読みやすいと思った。 BodySharingという言葉はこの本で初めて知った。「身体も付随する感覚の相互共有によって身体を二人以上の複数人数で共有して使うこと」ということらしい。正直これだけ見てもよく分からないけど、ようは遠隔でのロボット操作ということだと思った。BodySharingという言葉をググっても、著者が創業したというH2Lに関するページしかでてこなかいのだけど、著者が考えて言葉なんだろうか? 最近では、VRは危険な作業を疑似体験するのにつかわれるらしい。FUJITSUでは、転墜落事故体験を従業員向けに行っているのだとか。そういや自動車免許の学校で、ゲームセンターにあるような運転体験のようなものを行ったけど、VRだとより臨場感あるんだろうなぁ(ちなみに、その時の体験では、いきなり飛び出してきた子どもを轢いた)。 後、2018年に研究室で培養された「ミニブレイン」という人の脳細胞から、脳波が検出されたという話は初めて知った。ここまでくると、本当SFっぽい。
Posted by
- 1
- 2