安野光雅 自分の眼で見て、考える の商品レビュー
安野光雅さんの『旅の絵本』シリーズが小さい頃大好きでよく読んでいた。 「勉強することはインポータントではないんだよ、インタレストなんだよ」というのは本当に大切な考え方だと思う。ただ私がそれに気づいたのはかなり大人になってからで、私の中学受験、大学受験、資格試験のための勉強はイン...
安野光雅さんの『旅の絵本』シリーズが小さい頃大好きでよく読んでいた。 「勉強することはインポータントではないんだよ、インタレストなんだよ」というのは本当に大切な考え方だと思う。ただ私がそれに気づいたのはかなり大人になってからで、私の中学受験、大学受験、資格試験のための勉強はインポータントだったように思う。その勉強のおかげで今があるとは思っているが、何か没頭できるものに出会っていたら人生は違ったのだろうかと考えることもある。 安野さんの考え方が好きで、この本の中で紹介されている佐藤忠良さんと共同で作った美術の教科書まで買ってしまった。まだ子どもは1歳だというのに(笑)小学生になったら一緒に楽しんでくれるだろうか。
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インポータントかどうかより、インタレストかどうか。それは大事なことだ。しかし、このあちこちに飛びまくる文章は読んでいて頭の中がとっちらかるようで、なかなか読みにくい(苦笑)
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雲中一雁 「鳴いて、自分の存在を人に示そうとするのは、やはり、しない方がいいと思います。」 旅をする。スケッチは演奏。 ユーモアがあり、笑いながら楽しく読んだ。
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・語りおろし風にどんどん読めて算私語録のようにときどき掘り出し物の知識や情報を得られるエッセイ。 ・ご子息が山藤章二の似顔絵塾の特待生という思いがけない打ち明け話あり。 ・海外で手持ち無沙汰で手にとった本がとてもおもしろくて、帰国してから福音館書店に翻訳するように勧めたら、それは...
・語りおろし風にどんどん読めて算私語録のようにときどき掘り出し物の知識や情報を得られるエッセイ。 ・ご子息が山藤章二の似顔絵塾の特待生という思いがけない打ち明け話あり。 ・海外で手持ち無沙汰で手にとった本がとてもおもしろくて、帰国してから福音館書店に翻訳するように勧めたら、それは『プラム・クリークの土手で』ですでに翻訳出版されていたというエピソード。なだいなだがフランスで『ABCの本』にであって、自慢気に持ち帰ったら日本の作品だったという話を思い出して愉快。
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