ゲバラ覚醒 の商品レビュー
ゲバラにはもともと興味はあって、関連本をいずれ読んでみたいと思っていたのだが、ピンとくるものに出会うことなく時が過ぎ、誰かゲバラの生涯を読みやすい小説にしてくれないかなぁとずぅっと思ってきた。 来たこれ! ゲバラを小説にしてくれた人がいた! しかも海堂さんじゃないか。 「チーム...
ゲバラにはもともと興味はあって、関連本をいずれ読んでみたいと思っていたのだが、ピンとくるものに出会うことなく時が過ぎ、誰かゲバラの生涯を読みやすい小説にしてくれないかなぁとずぅっと思ってきた。 来たこれ! ゲバラを小説にしてくれた人がいた! しかも海堂さんじゃないか。 「チーム・バチスタ」シリーズ好きだったし、これは間違いない、と書店で即決、レジに走った。 読んでいる間、ずっとゲバラといっしょに笑い、怒り、悲しみ、恋をした。 よく知らぬまま「なんかすごい革命家」というイメージしか持っていなかったけど、この本のおかげで、ゲバラも私と同じ1人の人間であることを感じ、一気に身近に。 これを読んでいると、南米の国々の歴史をざっと追えるのがうれしい。 これまで南米の国の名前を聞いても、地球の裏側のどっか遠いところ、サッカーが強いのか、くらいの認識しかなかったのだが、この本でゲバラが訪れ、人と出会い、様々なことが起こることで印象づけられ、新聞などでその国の名前を見聞きすると「あ、ゲバラが〇〇と出会って△△したところだ」と具体的に思いを馳せられるようになった。 おそらく細かいエピソードなどは創作なのだろうと思うが(こんなに行く先々で有名人と偶然知り合えるなんてありえない!)、それがあるおかげで、南米の国々との心の距離がグッと近くなった。 かつて、マドンナが主演した『エビータ』という映画を映画館に見に行ったこともあるので、とても感慨深く読めたし、もう一度あの映画を見たくなった。 うーん、楽しい。 読書最高。 さぁ、2巻に取りかかろう。
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人生迷い中の自分に、中々染みる作品。自分もふらりと旅に出てみたくなった。これからゲバラの人生が、アルゼンチンという枠にとらわれずにどう展開していくのか、続きが楽しみで仕方ない。 実はゲバラの作品は別で接したことがあって、それが映画の「モーターサイクルダイアリーズ」。映画好きな高校...
人生迷い中の自分に、中々染みる作品。自分もふらりと旅に出てみたくなった。これからゲバラの人生が、アルゼンチンという枠にとらわれずにどう展開していくのか、続きが楽しみで仕方ない。 実はゲバラの作品は別で接したことがあって、それが映画の「モーターサイクルダイアリーズ」。映画好きな高校の友達に勧められて観たけど、当時の自分にはさっぱり。まだ教養も、好奇心も足りなかった。 今は歴史的側面と地理的側面、両方に興味を持って読めている。今の自分には、南米は余りに未知。マチュピチュまで出てくるとは思わなかった。 そして当然、海堂尊の作品ということも読み始めるインセンティブになったわけだが、ゲバラも医師という共通点があるとは…なるほどなと。 連作全て読み終わったら、改めて「モーターサイクルダイアリーズ」を観たい。
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アルゼンチンの医学生・エルネストは親友と南米縦断のバイク旅へ。様々な体験をしながら成長し、将来の革命家の原点を描いた青春篇。
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南米大陸放浪で成長していくチェ・ゲバラを描く。ラテンアメリカ史に詳しくないので最初は取っつきにくいが、それでも引き込まれる。続編刊行と同時に読了。
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2019年3月読了。 ペロンやエビータとの交流というフィクションを混ぜつつ、「モーターサイクルダイアリーズ」が完結するまでのゲバラを描いている。 巻末に参考文献あり。今後の読書に大いに役立つ予感。 それにしてもゲバラという人は、人を魅了するんだなと改めて感じた。
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まだ人生の途中だけど、今まで思っていたゲバラ氏の人物像とは、かなり違う印象にかえてくれた本 次が楽しみ
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【キューバ革命の英雄が躍動する、著者渾身のシリーズ幕開け!】アルゼンチンの医学生エルネストは親友と南米縦断のバイク旅行へ。様々な経験をしながら成長する将来の革命家の原点を描いた青春編。
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