大学の未来地図 の商品レビュー
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東大前総長による大学論。 近年の技術革新の状況と、世界のなかでの日本の大学の位置付け、社会インフラとしての大学の重要性、ビジネスパートナーとしての大学の可能性などが述べられている。 また、大学の直面する課題とともに、様々な手法による東大の経営改革の取組にも紹介されていて、参考に...
東大前総長による大学論。 近年の技術革新の状況と、世界のなかでの日本の大学の位置付け、社会インフラとしての大学の重要性、ビジネスパートナーとしての大学の可能性などが述べられている。 また、大学の直面する課題とともに、様々な手法による東大の経営改革の取組にも紹介されていて、参考になった。
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東大総長として東大改革の記録本 人格・識見の高さは言うまでもないが、 「改革の実績」としては物足りない 東大債しかない? 最初は肩書きに引き寄せられたが、冷静に読み解くと、 東大は簡単には変わらない 意見提言のレベルは吉見俊哉教授の方が圧倒的
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今こそ、大学の出番! 大学のポテンシャルを社会変革へと結びつけることで、日本はまだまだ闘える。 東京大学総長による、まったく新しい大学論!
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国家における大学の有り様を,企業と同じように資本主義的に考える立ち位置には忌避感を感じるが,そもそも国家自体が傾いている現状,そうも言っていられないため,安穏とせず一歩先んじるための一手とその先の考え方がまとめられる.つまり,日本という国家は国家としての余裕を完全に失っているとい...
国家における大学の有り様を,企業と同じように資本主義的に考える立ち位置には忌避感を感じるが,そもそも国家自体が傾いている現状,そうも言っていられないため,安穏とせず一歩先んじるための一手とその先の考え方がまとめられる.つまり,日本という国家は国家としての余裕を完全に失っているということを突きつけられる.どうしてこうなったのでしょうか.
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知識集約型社会について調べるために本書を読んだ。曖昧な定義と内容で得ることはあまりなかったが、東大総長の考えや言葉が概算要求の各事業に盛り込まれているのか、それとも文科省案を東大総長が追認してるのかどちらなのか気になった。
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自分も大学院生なので研究や大学の厳しい話はたびたび耳にしますが、それらに対して東大総長はどんな考えを持っているのか興味を持ち、読んでみました。 恥ずかしながら全く知らなかったのですが、総長は就任直後から大きなビジョンを持ってとっくに改革を進められており、その手法もどれもスマートな...
自分も大学院生なので研究や大学の厳しい話はたびたび耳にしますが、それらに対して東大総長はどんな考えを持っているのか興味を持ち、読んでみました。 恥ずかしながら全く知らなかったのですが、総長は就任直後から大きなビジョンを持ってとっくに改革を進められており、その手法もどれもスマートなものばかりでした。同時に若手研究者を応援したいという強い意思も感じることができ、五神先生の任期中にこの大学に在籍できたのはとても幸運であったと気付きました。 あまり社会貢献ということには興味がなかったのですが、本書を読んで、五神先生のビジョンに従い自分の得た知識を技術や経済の発展に役立ててみたいと思うようになりました。
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五神総長の著作を初めて手にしたけど驚いた。すごく分かりやすい。東大のHPで目にする文章とはまるで違う。これは新書で世に問うことを意識したものだろう。総長がすごいのか担当編集が優秀だったのかは分からないけど、いい仕上がりだ。 ここで展開される、大学が中心となって未来社会を創造してい...
五神総長の著作を初めて手にしたけど驚いた。すごく分かりやすい。東大のHPで目にする文章とはまるで違う。これは新書で世に問うことを意識したものだろう。総長がすごいのか担当編集が優秀だったのかは分からないけど、いい仕上がりだ。 ここで展開される、大学が中心となって未来社会を創造していこうとする論は素晴らしい。いかにヘゲモニーをとれるかが問題だけど。 ただ、この提言も実施できる大学は限られてるよなぁ。すべての大学が東大のように振る舞えるわけもなく、集っている人材も違いすぎるもんね。さらに言えば、どうしても人文科学の有用性を具体的に説明できていない。社会科学に関しても踏み込みが甘いと思う。もっともこれはこの書の役割じゃないんだろうけど。
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