カインの子どもたち の商品レビュー
何か評価イマイチだけど、出版順ではなく発表順に読むと面白いんだよね。 十五年目の復讐の1-3話→Mの女→十五年目の復讐の4話→今作。 悪女と思っていたキャラの別の面が見えてきてこのあとの作品はあるのでしょうか。 2023/4/10読了。
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いやぁ〜 こちらも 登場人物 誰も好きになれない 浦賀さんの作品は 登場人物 なかなかクセが強くて 好きになれないのに 引き込まれる 登場人物に イライラしながら 嫌悪感抱きながら 読み終えた時には 次に標的にされた女が どんな事になるのか… 思わず 続きが読み...
いやぁ〜 こちらも 登場人物 誰も好きになれない 浦賀さんの作品は 登場人物 なかなかクセが強くて 好きになれないのに 引き込まれる 登場人物に イライラしながら 嫌悪感抱きながら 読み終えた時には 次に標的にされた女が どんな事になるのか… 思わず 続きが読みたいと ページをめくってしまったよ 前回読んだ 登場人物も出てきて お!と思いました
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著者作「Mの女」のきっかけとなった物語。 主人公の女性と泉堂莉菜が愛し合う関係になるが、そのことを西野冴子にバカにされ、西野冴子に復讐することを決意するところでこの物語は終わる。
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「Mの女」シリーズであることを知らず、他作品も読んだことがなかったから?中弛み感を覚えてしまいました。 最後の方も、結構一気に話が進むけれど、突然過ぎて腑に落ちないというか… シリーズの他作品読んでいたら感想が違ったのかなあ。
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面白くはあったが,なんとも救いようのない結末・・・。 あらすじ(背表紙より) 数奇な絆を持つ女たち―時を超える真実を暴け。立石アキは死刑確定から40年以上拘置され続けている男の孫だ。祖父との血縁関係が原因で、子供の頃から人生に行きづまりを感じていた。しかし、彼女の運命は急転する。...
面白くはあったが,なんとも救いようのない結末・・・。 あらすじ(背表紙より) 数奇な絆を持つ女たち―時を超える真実を暴け。立石アキは死刑確定から40年以上拘置され続けている男の孫だ。祖父との血縁関係が原因で、子供の頃から人生に行きづまりを感じていた。しかし、彼女の運命は急転する。アキと同じく死刑囚の孫でジャーナリストの泉堂莉菜が、事件の新情報を手に突然接触してきたのだ。祖父らの冤罪を証明するため、「真犯人」を探し始めた二人だが―!?書き下ろし。
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タイトルに惹かれ購入。 本文内ですぐ説明されていますが、カインとは旧約聖書に出てくるアダムとイブの息子たちの一人。人類最初の殺人者であるとされる人物。そしてタイトルの『カインの子どもたち』は表紙に英訳が載っていて「Descendants of Cain(=カインの子孫たち)」と...
タイトルに惹かれ購入。 本文内ですぐ説明されていますが、カインとは旧約聖書に出てくるアダムとイブの息子たちの一人。人類最初の殺人者であるとされる人物。そしてタイトルの『カインの子どもたち』は表紙に英訳が載っていて「Descendants of Cain(=カインの子孫たち)」となっています。ダブルミーニングなんでしょうけどそれを両方載せちゃう?みたいなところもありますよね。例えば漫画の進撃の巨人は、Attack on Titanなのでこれはちょっと深掘りできそうだぞ・・・感はありますが・・・ まあそれはさておき大体のあらすじとしては、死刑確定してから40年以上拘置されている男の孫である立石アキと同じく死刑囚の孫でジャーナリストの泉堂莉菜が祖父たちの冤罪を証明するために真犯人を探し始める・・・というストーリーです。 祖父が死刑囚ということで子どもの頃から周囲に好き勝手に言われ、苦しんでいたアキ。両親は祖父の無実を訴えることにしか関心がいかない。というよりも今更生き方を変えられなかったのかもしれません。それをないがしろにすることは自分の人生を否定することに繋がるのだから。しかしアキはそれがどうでもいいこととしか感じられなかった。両親の本心を勘ぐり、正直祖父が犯人でもいいとさえ思ってしまっている。 それとは逆に莉菜は祖父の無実を晴らそうとジャーナリストになっている。いや、そこらへんはぼやかしたいのだけれども・・・。とにかく同じ境遇で同じ30年という時間を生きてきた二人。同じ境遇というところが、今回のポイントとなるかと思います。めったにあるシチュエーションではないですからね。 前半は良い感じにまとまっていて、ミステリーとして先が気になります。しかし、中盤に挟まれたエピソード。これはなんというか蛇足感が強い・・・挟むべきエピソードであるとは思えない・・・おそらくこの作品は浦賀和宏さんの作品『Mの女』シリーズの一冊であるらしいのでそちらを読んでいない私にとってそう感じてしまったのだろう。そのシリーズで出てくるキャラクターたちとのエピソードだそうなので。 まあともかく終盤はあれよあれよという間の展開で真実があかされていきます。そちらはカインの子どもたちというタイトルの回収になっているので満足です。 警察や検察などの刑事司法の犠牲者になったいわゆる冤罪事件はどれくらいあるのでしょうか。またマスコミ報道やネット社会における冤罪の拡大についてどう対処していけばいいのでしょうか。無罪の推定(推定無罪)の原則は今の日本では守られていません。 また我々大衆の考え方もどうでしょうか。この小説の一番最初に出てくるアキの語りです。 ”でも仮に祖父が本当に無実であっても、世間の大多数の人にとって私は人殺しの孫だった。 カインの子どもたちから引用” 警察は証拠を探し出し、絶対に間違いがないように捜査していると信じています。しかし、やはり冤罪という可能性は残ってしまいます。逮捕されたから事実が有罪が確定したわけではありません。不起訴になることもあります。でも日本人はそうは考えない。逮捕されたのはやましいことがあるからだと・・・ この小説のようにジャーナリストが清濁併せ呑むという形で真実を探していっても事実がでてくることは少ないと思います。事実がすぐわかるような手段が考案されることを願っています。
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読む前からあらすじで分かってたけど、またMの女シリーズだった 個人的にはこのシリーズに全くハマってないんだけど、浦賀ファンでこのシリーズが好きな人っているのか? 過去作を読んでないとオチの意味も分からない作りになってるので、これから読む方は幻冬舎から出てる15年目の復讐を読んでか...
読む前からあらすじで分かってたけど、またMの女シリーズだった 個人的にはこのシリーズに全くハマってないんだけど、浦賀ファンでこのシリーズが好きな人っているのか? 過去作を読んでないとオチの意味も分からない作りになってるので、これから読む方は幻冬舎から出てる15年目の復讐を読んでから読むことをオススメします 浦賀ファンでいたいからこのシリーズはこれで最後にしてほしい 桑原銀次郎ももうどうでもいい
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