左派ポピュリズムのために の商品レビュー
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マルクス主義には人間の感情的紐帯への考察が欠けている気がしており、左派思想と精神分析との接合点を探索している中で本書に出会った。 これまでラクラウ、ムフの著書は読んだことがなかったが、まさに本書の最終章で上記のトピックが彼らの理論の中で扱われていることがわかり、思索の糧となる知見...
マルクス主義には人間の感情的紐帯への考察が欠けている気がしており、左派思想と精神分析との接合点を探索している中で本書に出会った。 これまでラクラウ、ムフの著書は読んだことがなかったが、まさに本書の最終章で上記のトピックが彼らの理論の中で扱われていることがわかり、思索の糧となる知見を得られた。 自由-平等を根とする民主主義というシニフィアンにおいて様々なアクティビズムを接合すること、アクティビズムが政治的な影響を持つためには政党という形へ持ち込むことが重要など、アクティビスト必携の知見が得られる書籍と言って良いのではないだろうか。
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