リズム/ゴールド・フィッシュ の商品レビュー
さゆきも真ちゃんも、テツも、まわりの人も、 素敵なキャラで楽しい青春小説。 リズムを整えて、心に耳をすませて、 変わらないものを求めて変わっていく、 子どもから成長していく姿が眩しい。
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最近どうしたの?ってくらい、あたり本が続いてる。 幸せだ。 小学生の時、学校の図書館でたまたま見つけて、当時の友達達とコレは面白いってしばらくハマった本。 あの本、なんだったっけかなーっ。。。 確か、リズムって本でー。。。 続編もあったよなー。。。 記憶を頼りにAmazonで探...
最近どうしたの?ってくらい、あたり本が続いてる。 幸せだ。 小学生の時、学校の図書館でたまたま見つけて、当時の友達達とコレは面白いってしばらくハマった本。 あの本、なんだったっけかなーっ。。。 確か、リズムって本でー。。。 続編もあったよなー。。。 記憶を頼りにAmazonで探してたら、なんとまさかの森絵都さん!!私、見る目あるじゃん! あの時の私に、何がどう琴線に触れたのか思い出せないけど、ちょっとお姉さんを生きてる主人公の考えや行動に共感するところがあったんだろうな。 大人になれば分かると言われた主人公が、子供に戻れば分かると大人に思ったように、しょうがないを繰り返して忘れちゃったことが多くなったみたい。 自分らしく生きるために、リズムを忘れずにいること。 今からでも自分のリズムを持って生活しよう。 そして、金魚飼ってもいいか旦那に聞いてみよう。
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日常がほのぼの描かれた普通のお話。 主人公が中一で「自分が中一の時はどんなこと考えてたかなぁ」なんて思い出しながら読んでいました。 友人の真ちゃんのことば 「自分のリズムを大切にしろ」 ってなかなか響きのある言葉だなあって思いました。(だから表題になってるんだろう...
日常がほのぼの描かれた普通のお話。 主人公が中一で「自分が中一の時はどんなこと考えてたかなぁ」なんて思い出しながら読んでいました。 友人の真ちゃんのことば 「自分のリズムを大切にしろ」 ってなかなか響きのある言葉だなあって思いました。(だから表題になってるんだろうけど) 文章が簡潔に書かれていて中学生から大人まで幅広い人に読めると思います。 結構早く読み終わりました。
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高校を行かず 夢を追いかけるいところしんちゃん。 主人公さゆきはそんな彼が大好きだった さゆきの前で「俺は東京でバンドマンとして成功する」と言って田舎町を飛び出たしんちゃん そんなしんしゃんを心から応援して誰よりも第一ファンだったさゆき 現実は甘くなかった 貯めたアルバイト...
高校を行かず 夢を追いかけるいところしんちゃん。 主人公さゆきはそんな彼が大好きだった さゆきの前で「俺は東京でバンドマンとして成功する」と言って田舎町を飛び出たしんちゃん そんなしんしゃんを心から応援して誰よりも第一ファンだったさゆき 現実は甘くなかった 貯めたアルバイトはバンドの為に消えて、食費も節約し、身も心もボロボロになったしんちゃんはうつ病に それを知らされたさゆきはショックを隠せなかった 考えない様に勉強、勉強、日々勉強 中三だったさゆき下から数えた方が早い成績だったのが一気に上位へ しんちゃんとさゆきは会えることはできたのか? とても良い小説だったバンドで夢を追いかけている人には読んだ方がいいかもね せめて高校は卒業したほうがいいよね。。 中卒だとよくな就職先ないし
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なんというか、この小説をもし子供の頃に読んでいたら今の自分とは変わっていたのではないか、と思ってしまった。 それこそすごく子供っぽくて、ある大人が読めばくだらないと一笑に付されるかもしれない作品だけどそんな人って本当に大人なんだろうか?
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年上の男の子に憧れる感じ。 思春期のもどかしさがよく描写されていた。 だいじなのは立派になるとか、成功するとか、そんなんじゃない。 自分のリズムを忘れずに。
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ママには悪いけど、あたし、今はいい高校よりも海に行きたい。 真ちゃんの家までは歩いて十分。軽く走れば五分で着く。あたしはいつも軽く走っていく。p14 ・みずみずしい。少女のエッセイ感があるよね。 だいじょうぶ、だいじょうぶ。楽しいうそは罪にならないんだから。p41 ・ませ...
ママには悪いけど、あたし、今はいい高校よりも海に行きたい。 真ちゃんの家までは歩いて十分。軽く走れば五分で着く。あたしはいつも軽く走っていく。p14 ・みずみずしい。少女のエッセイ感があるよね。 だいじょうぶ、だいじょうぶ。楽しいうそは罪にならないんだから。p41 ・ませた女の子だ。 手ぶらで歩く帰り道は、いつもよりずっと体が軽い。心のなかにある重たいものをみんな、こんなふうにどこかに置きざりにすることができたら、気分もずっと軽くなるのに…。p62 ・仕事でもこう感じることは多い。 「でもね、仮病ったって、立派な病気だよ。」 「病気?」 「そう、心の」 「…」 「でも、こうやってさゆきちゃんが来てくれるうちは安心よ。だいじょうぶ、きっと明日になったらけろっとしてるから、あの子は。」 おばさんはそう言って、あたしの頭に右手をポンとのせた。 大きくて、あったかい手。 この手のなかで育てられたテツは、もしかしたらあたしが思っているよりも、ずっと強い子なのかもしれない。 一瞬、そんな気がした。p79 ・理解者がいることが人を思いがけず逞しくするものなのかしら。 「そうね。植物は考えたりしない。なにかを感じているかもしれないけど。」 「じゃあ、きっと植物はみんな、太陽のことが好きなのよ。考えなくたって、自分の好きなものくらいわかるじゃない。」 本気でそんなふうに思ったわけじゃないけど、口に出して言うと、その通りのような気がした。 植物は太陽が大好きで、その大好きな太陽に向かってすくすく伸びていく。 「そうだといいな。」 「そうだといいわね。さゆきちゃんも、C組のみんなも、好きなものにむかってすくすく伸びていってくれればいいな。」p95 ・好きなものは考えなくたってわかる。考えなくたってそこへ向かう。 「あたし、三木先生でよかったよ。たった一輪だけ学校に持っていった花のこと、こんなふうにおぼえてくれる先生でよかった。」 「ありがとう」 先生は今までで最高の笑顔を作った。 休日の朝っぱらから、コスモスの花束を抱えて生徒の家へ自転車を走らせる、三木先生にしかできない特別なスマイル。p96 ・いい先生だなぁ。自信がないながらも精一杯生徒のこと考えてる。 いつかあたしが大人になって、本当に海外へ行くことがあったら、長い長い作文を書いて、先生に送ってあげよう。 いいことをたくさん探して届けよう。p98 ・こういう風に思えるっていいな。
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